防災講演会

あれから一年・メディアの大特集・特番って、被災者にどう響くのでしょうか?
大震災から一年。あの日のあの時が、昨日のことのように蘇る。会社に居た。あまりの揺れの激しさに、思わず「駐車場に」と飛び出した。おさまり、慌ててテレビを。各局が、特番に切り替え、地震関連の情報を。
震度が最も激しかった筈の東北の映像が映らない。たまさか居合わせた友人「こりゃ。東北は大変なことに」とテレビを食い入るように見つめる。「はっとして、仙台の先輩の携帯に」通じない。五日後にご家族、ご無事と知り安堵したものです。
3/11は我々の心に余りにも重くのし掛かったままです。ましてや、今尚、家族の安否を探し求める被災者の話。心身を患い床に伏せたまま、訴える術さえ語れない被災者の姿。絆だとか前を向こう・・・だとか。掛け声は簡単だが。
傷ついた心を癒すことは、誰にもできない。
辛いことですが、それなりに時が必要なのではと、思わずにはいられない。
メディアは、震災から一年と銘打って、連日大特集・特番を組んで、大震災、津波、そして、未だ終息せね原発事故を報じています。そっとして置くのも報道のあり方だとも思うのですが。
私達にできることは限られます。天災は忘れた頃にやってくる申しますが、忘れぬうちに直下型地震が起こるのではとの、怖ろしい報道も。
だとすれば、備えあれば憂いなしで、心構えと、実際の備え必要ではないかと思います。
岐阜県の健康福祉部子ども家庭課では、ひとりとして災害の犠牲にさせないやめにと、公共施設でとりわけ子どもを持つ地域の住民や保育所・児童館職員対象の「防災講演会」を企画しています。
そんな行政の取り組みに積極的に参加して、防災知識を身につけ、常に災害に備える意識を持つことが大切でないかと思います。私も、責めてそれくらいには出掛けてみよう思っています。Goto
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