深いお心

感謝の意尽くしたか?見落としと落ちはないか?
今月5日の午前中。名古屋証券取引所で、上場変更通知書(写真参照)を賜りました。
授与式には、我社の役員も参列。畔柳社長から、厳かに受取ました。セントレックスに上場してから5年半。長くもあり短くもあり・・・実に様々なことがありました。
田舎の広告代理店が、上場企業になるのは難しい。関係筋のそんな冷ややかな声を尻目に。セントレックスに上場。広告業界はリーマンショック以降、長期低落傾向にあり・・・新興市場から本則に指定替えするのは、無理じゃないか。そんな声も囁かれていました。
しかし、所詮、この世は人が成すところ。人にできないことはない。無理だとか不可能だとか。陰口を聞けば聞くほど。「何糞!」の精神を発揮。歯を食い縛って・・・・。でも、道は決して平坦ではありませんでした。山険しく、谷深く・・・多くの人の顔が浮かびました。
いや。そんな感傷的な話がしたい訳ではありません。人は一生懸命努力して成果をあげても。その努力が報いられないまま。捨て置かれてしまうことがあります。そうしますと、努力した人の心に大きな傷が残ります。
授与式の5日。9月に開催されたぎふ清流国体開会式出席のために来県された天皇・皇后両陛下が、時を経ずして、再来県されました。なぜ?二ヶ月に二度も。不思議に思いました。・・開会式翌日、台風が接近。急遽予定が取り止めとなり、ご帰京。
ご訪問を楽しみに一生懸命努力して準備した人たちの気持ちを思うと、何としても、取り止めた地を訪問したいとの両陛下の強いお気持ちで、再来県になりました。その深いお心に感動した訪問地(大垣市)では2万5千人の市民が沿道でお迎え。街が暖かな雰囲気一色に染まりました。
国民の心を心底大切にされる・・そんな深い思いやりと一緒にするのはあまりにも不遜ですが。
名証二部上場にあたり、一生懸命努力してくれた人にもれなく感謝の意を伝えることができていないのではないか。見落とし、手落ちがあるのではないか。不安になり、もう一度、5年半を検証しています。そうしないと次に進めませんから。
両陛下のお心に学ばさせて頂きました。Goto

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