「大衆は愚にして賢なり」消費増税反動の早期回復に思う
忘れてもらっては困るのですが、消費増税の駆け込み需要が凄いと煽ったマスメディア。安倍政権の賃上げ要請には大企業中心、中小には及ばぬと批判を繰り返したマスメディア。一面的な論調は余りにも観念的、懐疑的過ぎないかとブログで書いたが・・・・
消費税から二ヶ月半が経過。案の定、消費の落ち込み・・さすがに4月は微減したが、5月には持ち直し、6月のボーナス商戦を前に明るさが戻っている。この現状をあれだけ煽ったメディアは忘れてしまったのではないか。見通しの甘さをどのように総括するのか。知りたいところです。
いや、所詮、メディアは「オオカミが来る」と煽るだけで、来なければ、そりゃ良かったと、開き直るのが関の山。事件や不幸を取り上げて商売しているのだから仕方がないのだが。消費者心理を読み違えたとい言わねばならない。。(意図的かも知れないが)
消費増税反動の早期回復、消費者が賢くなったと言いたいのだが。それ以上に、マスメディアの影響力が低下して、消費行動に影響を与えなくなったのが原因だと思う。
「大衆は愚にして賢なり」と申します。マスメディアの煽りには一定程度は乗ってはみるが、消費者は神様と言われた時代のように衝動的な消費行動はしない。その証左が「良いものは高くても買う」「増税後、増税分も吸収して価格が下がることも見越している」そんな賢さが顕著になったのではないだろうか。
私は、6・7月には景気が一気に回復すると思っている。その理由は、勿論、アベノミクス効果です。政治的な施策にはタイムラグがあります。消費増税に対して、安倍政権が打ってきた施策をよくよく考えれば、増税分の5兆円が市場に戻されるのも、これからです。
そして、いよいよ、ボーナス商戦。メーカーも小売各社も、命懸けでこの商戦に立ち向かうでしょう。そうなれば景気は回復です。マスメディアも観念的な報道に終始しているのではなく消費者動向や、心理を理解して報道しなければ、ますます低落傾向に歯止めは掛からないのではと心配します。Goto
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