100回の笑い、100回の感謝、そして100枚の落ち葉拾い
街路樹の落葉が路面を彩っています。私は毎朝、落葉を100枚拾うことにしています。ゴルフ場の風呂場で洗濯物を入れる袋に。小さな袋ですから、100枚でいっぱいになります。桜、楓、銀杏・柿・・・とても綺麗です。
新緑に眩しいかった若葉の頃も、蒼翠にして滴っていた夏の日も、華やか色づき輝いていた昨日も・・・私が毎朝テクテクと歩くのを見守ってくれました。ありがとうと感謝を込め、一枚一枚100枚まで数えて持ち帰ります。
私は朝起きますと、今日1日。100回、声を出して「ありがとう」を言おうと決めています。上手く数えることはできませんが。起きて読みかけの本が開けるのをありがとう。足腰が不便もなく動くのをありがとう。朝食を戴けて「ありがとう」・・・まず、出社迄に10回はいいます。
会社でのひとこまひとこま、折に触れ時に触れ感謝の気持ちを「ありがとう」の言葉に託します。「ありがとう」とは「普通ではあり得難いご好意を受け感謝する」意味です。生きていること、生かされていいることは、それ自体で儲けモノです。ありがとうです。100回言うことで、生きていることに感謝できます。
最近の私のモットーは上機嫌です。機嫌するとは周りのひとが私を忌み嫌うことです。
社会生活を営む上では機嫌されないようにしなければなりません。いつもニコニコ、笑顔を絶やさないければ人は機嫌しません。ですから、私は上機嫌でいたいと思って一日に100回笑うことにしています。
読売新聞の名物編集委員・五郎さんこと、橋本五郎さんがコラムで、バイオリニストの葉加瀬太郎さんは「笑えるってことはとても幸せなこと、音楽の傍ら本格的に絵描くようになったが、自分の絵を見て、思わずクスクスと笑みがこぼれる。その時、やった・・という気分になる」と一日に100回笑うことにしていると書いています。
葉加瀬さんがなぜ、一日100回の笑いと言ったかはわかりませんが。100回って、いっぱいってことでしょう。いっぱい落葉を拾い、いっぱい感謝し、いっぱいの笑いで、楽しい人生になるのではと、私は信じています。Goto
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