いまだ生を知らず、焉んぞ死を知らんや・・・孔子
大手出版社の新年新聞広告に私の好きな「宝島社」が掲載されていないなぁ。
と思いつつ新聞を捲りましたが。さすが、業界の異端児・・・
5日の朝刊各紙に、全ページ見開のど迫力(写真参照)で・・・
樹木希林さんを水に浮かべてたのは・・・、何ともまぁ。見事と申しますか、
「死ぬときぐらい好きにさせてよ」とは・・彼女ならでは・・・です。
偶然といえば、偶然ですが。
私も67歳です。新しい年をどう生きるか。元旦「生と死」について考えました。
難しいです。堂々巡りで答えは見つかりませんが。
「善く死ぬ為に善く生きる」・・・それが私なりの死生観で落ち着きましたが。
宝島社が、樹木希林さんを通して・・・
人は必ず死ぬというのに。
長生きを叶える技術ばかり進化して
なんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。
死を疎むことなく、死を焦ることもなく。
ひとつひとつの欲を手放して、
身じまいをしていきたいと思うのです。
人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。
それが、私の最後の欲なのです。
と言わせたのは凄い死生観です。
私なりに落ち着いた結論の元は・・・
マルティン・ルソーの「たとえ明日、世界が終わろうとも、今日私はリンゴの樹を植える」
孔子の「いまだ生を知らず、焉んぞ死を知らんや」の二つです。
まだまだ死生観など考えることがおこがましい。
地球誕生47億年。生命誕生38億年。人類誕生450万年。人未熟なり・・・
だから、本を読んで、もっともっと学べ・・・そんな宝島社のど迫力に納得です。Goto
1/5読売新聞
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