手のひらの指紋の上に、アフリカ像が・・・ナノ彫刻の世界
この世は分からないことだらけ。だから、楽しい。
好奇心とは興味のあることを探求する心です。
知的能力は好奇心の有無で決まります。
好奇心は人のみならず、比較的知能が高い動物の多くの種にそれがあると思われる。
好奇心があれば、それを知ろうと勉強したり研究したりする。
そうすれば、分からないことがわかるようなり、実に楽しい。
個人的な話ではない。
ロンドンの彫刻家が量子物理学概念をアートに持ち込んだ。
肉眼では見えない「ナノ彫刻」の世界を開いた。
3Dプリント技術とナノ構造体の加工に使用される
光学リソグラフィという技術を用いることで
人類史上最小の彫刻作品を作り上げた。(イスラエルワイツマン科学研究所)
写真を見てください。
アフリカの大地を像が闊歩しいるのではありません。
全長0,19mmのアフリカ像が、人間の手のひら、それも指紋の上に。
私たちが見たこともない。ナノ彫刻です。凄いですね。
広告のコピーには、新しい世界は、こんな見たこともない創造から始まる。
私たちは、抗体医薬をはじめとするバイオの研究を進め
まだ見ぬ新薬の開発に挑み続ける。
できそうもない薬でなければ、私たちが生み出す意味はない。
創造で、想像を超える。中外製薬。
そうですよねぇ。
好奇心が、想像を掻き立て、新たなモノを生み出し、
分からないことが少しづつわかってくるんですね。
それが人類の叡智ってヤツです。
世の中は分からないことだらけ・・だから好奇心。Goto
12/22日本経済新聞
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