人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究者に乾杯
今日か。明日か。10月第1週は今年のノーベル賞が発表される。
村上春樹さんのノーベル文学賞受賞なるか?
村上マニアは今年こそはと願いつつ、やきもきしていることでしょう。
村上作品の価値がさっぱりわからない私・・・
ノーベル賞はノーベル賞でも、日本人が9年連続で受賞しているイグ・ノーベル賞。
今年も立命館大の東山篤規教授と大阪大の足立浩平教授が・・・「股のぞき」研究で
「知覚賞」を受賞。10年連続の快挙が嬉しい。
イグ・ノーベル賞のイグ(Ig)とは否定する・・恥ずべき、不名誉、不確実・・そんな意味だが。
別段ノーベル賞を否定するモノではない。
「人々を笑わせ、そして、考えさせてくれる研究」 者に贈られる賞で、
科学の面白さ、楽しさを教えてくれる。
最近、お笑いタレントなるモノがテレビ画面を跋扈している。
滅多に見ないのだから、面白いのかどうかを論じるのは不遜かも知れぬが・・
少なくとも前期高齢者の私としては、村上作品とは質が違うが、
「お笑い芸人」なる芸で面白いと思ったことがない。
NHKの大河ドラマ「真田丸」(ビデオで見てます)・・・さすがに三谷幸喜さん。
毎話に味のあるジョークを織り込む演出・・・イグ・ノーベル賞に
「演劇賞」があるなら、「歴史にエスプリを利かす技」で・・
三谷さんの受賞は間違いなしでしょう。
イグ・ノーベル賞の授賞式での講演。制限時間の60秒で聴衆を笑わせないと、
8歳の女の子が縫いぐるみを抱えて登場「Please stop I’m bored」
と叫ぶそうです。もちろん、彼女を買収しても良しだと。
聴衆もヤジにブーイングOK、退屈だと、紙飛行機を投げても良し。
そのゴミを拾う係がノーベル賞受賞の物理学者ロイ・グラウバー教授だとか。
なんとも楽しい、イグ・ノーベル賞授賞式の風景じゃないですか。
科学者って、堅物が多いと思っていましたが・・
いやはや、一流の科学者って、エスプリの効いたジュークができるのですね。
日本でも・・・風変わりな研究者の成果を検証する格調高い賞を設けて欲しいモノです。
いや・・・人に頼らず・・我々で催してみますか。Goto
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