黙祷

批判からはなにも生まれません。今こそ復興に支援を惜しむな。
私、保守的になったのか、それとも、馬齢を重ねたからなのか。
どうも、言いっ放しで批判すれば・・それで良いとする・・
そんな新聞の論調に触れると、それでは新聞が生き残れないと・・妙に腹が立ちます。
3/2の天声人語です。
福島第1原発から20キロ圏にある楢葉町。
解除されて1年半・・・7千人の町民で帰還したのは1割。
その一人・・・以前と変わってしまった風景、放射線の不安・・・
「どうぞ戻ってきてと言えない」・・・そんな状態だ。
復興大臣は「福島復興マラソンにたとえると30キロあたり」
浪江町など4つの町村の避難指示が解かれるが…
果たして不安や迷いなく「住民が戻ってこれる状況にあるか」と、
疑念を603文字にしたため思いっきり批判する。・・・読んでいて、重い気分になるが・・
では、どうしたら良いのか。解決策を書いて欲しい。
人はどうにもならない現実を聞かされても、
何の発展性もない。絶望の淵に追い込まれるだけです。
少なくとも天下の名物コラムです。
町民が「良し、ふるさとに帰ろう」と思えるコラムを書いて欲しい。
でなければ、「まだ帰ってはダメだ」とはっきり言うべきではないか。
今日は3/11から6年です。
2時46分・・・私も慰霊の黙祷を捧げたいと思います。
朝日のように復興の遅れを批判しても何の意味もありません。
せめて、いや今こそ・・・福島だけではありません。
復興に立ち上がった人たちのために・・・
やれることは何でもやりたいと思います。Goto

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