戻り盛夏

日本で秘密結社「フリーソーメン」が動きだす。
どうしたことでしょうか。あのギラギラした夏の太陽が姿を現さない。
気象庁に言わせると、南の太平洋高気圧が弱く・・・
北のオホーツク高気圧がいつまでも出っ張っているからだとか。
でも今週からは、夏らしくなるとの予報ですが、
お盆も過ぎ、高校野球も終われば、日本列島は秋です。
今年はさすがにあの燃えるような太陽を拝むことはできないのではと、
思うのですが、昨今の気候は異常、ひょっとしたら戻り盛夏なんてことに。
冷夏で、さっぱり売れ行きが悪かった商品に・・・・そうめんが・・・
夏バテ防止には、団扇片手に、汗を拭いながら、そうめんを啜る。
そんな夏の定番のそうめんを「タダで振る舞う」・・・
そんなイベントがネット上で流行っているそうな。
秘密結社「フリーソーメン」と言い。
「あまねく世界をソーメンで支配する」のが目的で、夏の暑い日に
見知らぬ人に無料でソーメンを振る舞い「冷たいつるつるのそうめんは、
人を支配する力を持つ」と多くの人にそうめんをご馳走することを目指す人たちのこと。
そうめんの力で夏バテ防止のボランティア活動とでも申しましょうか。
そんな活動が一気に話題となったのは、本物の世界的結社「フリーメイソン」が
フリーソーメンの今月の実施をツイッターで宣言したから・・・(日経MJ)
不幸にも冷夏、そうめんを食べて元気を出そうとの動きは・・・
そうめんの売れ行きから、今年はイマイチだが、でも・・この活動が切っ掛けで、
そうめんがラーメンと並び、専門店が誕生するやも知れない。
この地方では、そうめんよりもひやむぎを多く食べるが、
そうめんとひやむぎは同じような乾麺だがどう違うのか。(朝日)
そうめんとは・・・奈良時代・索餅(さくへい)と言われ中国から奈良に。
(小麦粉に塩と水を加えて練り手で延ばす)
西日本中心に広がり、直径1.3ミリ未満。室町時代にそうめんとなる。
ひやむぎとは・・・室町時代の「切り麦」が起源で、小麦粉を練って延ばし、包丁で切った。
温めたものを「あつむぎ」冷やしたものが「ひやむぎ」
江戸時代以降に広がり、麺を細く延ばす技術が西日本から伝わらず、
東日本に定着した。長径1.3ミリ以上1.7ミリ以下。
因みにうどんは1.7ミリ以上。きしめんは幅4.5ミリ以上で厚さ2ミリ未満。(JAS規格)
と言う事で、そうめんとひやむぎは違うのだが、
今年はどうも、戻り盛夏で9・10月に気温が高くなるそうな。
「フリーソーメン」活動が息を吹き返すかも知れない。Goto

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