わたしたちのまちのおまわりさん

子供の純真な心をでっち上げの作文で穢すな。


今年も残すところ、1週間あまり・・・
この事件のこと、書こうか書かまいか迷ったのですが・・
やはり、年内に決着をつけておこうと思い・・・
岐阜・美濃加茂市長が浄水施設設置をめぐって受託収賄の罪に問われ、
11日付の最高裁判決で有罪とされた事件。
市長は市政を停滞させてはならぬと、即刻辞任した。
この事件、全国ニュースになったので、ご存知の方も多いと思うが、
おさらいしておく、2013年、市議だった市長、設備会社の社長だった男性から
浄水施設の設置を市職員に働き掛けるよう求められ、現金30万円を受け取ったとして
起訴された。
無罪とした一審(名古屋地裁判決・15年)はその男性について
「捜査機関に迎合する行動に出ようと考える動機が存在した可能性があった」と認定。
供述の変遷など男性の証言の信憑性を否定していたのだが・・・
昨年11月の二審・名古屋高裁は男性について「不合理な点はない」と、
懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の逆転有罪判決を下した。
市長は上告したが、最高裁は棄却、刑が確定、辞職となった。
この事件、最初から不可解。
この男性が別件の詐欺容疑で警察の取り調べ中に・・・
捜査官に媚びうるために、こんなことが・・・と思い付きで話したことから事件に。
その信憑性が疑われることもなく・・首長のクビを取る・・・
そんな警察当局の勇み足が、事件のでっち上げにと・・・そう思えてならない。
一審はそこを見破り、男性の証言の信憑性を疑い、無罪判決だったのに。
警察と検察は、つまらぬ見栄と威信を振りかざし・・・
供述を元に、贈収賄をでっち上げ、辻褄を合わせ作文化した・・・
その作文になんの意義も示さず二審は有罪に。
検察の見事な作文の結果が・・・市長辞職に追い込んだといえる。
警察や検察が、決めたら、真実などぶっ飛び、犯罪者にされるのです。冤罪です。
この場合は20代の若い市長がターゲットにされ、3年間の政治生命を断たれたのですが、
我々、市井の無辜の市民でもいつ何時、狙われ、犯罪者にされるかわからない。
実に恐ろしいことではないでしょうか。
今年で26回目となる・・・子供たちが警察官との触れ合いを綴った
小学生作文コンクール「わたしたちのまちのおまわりさん」の受賞者が決まりました。
内閣総理大臣賞の作文が読売新聞に掲載、読んでみました。
おまわりさんへの感謝の心がイキイキと描かれる素晴らしい作品です。
岐阜県下からも、高山の小学生3年生が、警察庁長官賞を受賞。
東日本大震災被災地支援のため、父親の警察官と共に福島に家族赴任、
その時、被災者からの感謝を綴った作品です。
「わたしたちのまちのおまわりさん」・・・その他の受賞作品も
私たちを守ってくださってありがとう。小学生たちの感謝の言葉が溢れています。
警察や検察、そして裁判所も・・そんな子供たちの思いを、
でっち上げ作文で穢さないで欲しいものです。Goto

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