新聞は大阪維新の会が再チャレンジする「都構想」と真摯に向き合え。
面白いことに気づいた。新聞の社説って、書いたことに反省もしないし、
訂正もお詫びもしないのですねぇ。特に政治については。
統一地方選の前半戦。話題をさらったのは地域政党「大阪維新の会」でした。
「維新の会」の市長と府知事が「クロス」させ首長ダブル選挙に打って出た。
目的は、維新の存在基盤である府と市の二重行政を廃して、東京に匹敵する日本の中心円に
「大阪」を復活させる、そのための「大阪都構想」の実現です。
政党政治とは、それぞれが掲げる理想を具現化させるために存在します。
「大阪維新の会」が統一地方選挙で仕掛けたのは「都構想」実現のため。
その結果、府市長選に勝利し、府議会で過半数、市議会でも躍進、都構想実現へ前進した。
なぜ、維新が勝利したのでしょうか。維新誕生から10年。維新が取り組む地方政治が
功を奏しているからです。大阪が元気になっているからです。
私は年に数度は大阪に行きます。訪れる度に、大阪が元気になっていることを実感します。
首長の力って強い。地域政党でも、地域を変えようと本気になれば、
変わるモノだと心底思います。大阪府民が維新の政治を支持しているから、
選挙戦を制したのです。そのことに全く触れない新聞各紙とはいったいなんなんでしょうか。
取分け、維新が「ダブル選挙」を仕掛けると発表した時の朝日、毎日の批判は酷かった。
「都構想」は住民投票で決まったこと、今更蒸し返すな。所詮は権力闘争をしてるだけ。
「維新」の存在価値はもはやないなどなど、社説や解説で、批判のキャンペーンを張った。
結果とのギャップ。いや、むしろためにする批判が府民によってことごとく打ち破られた。
その責任をどう取るのか。私は新聞に問いたい。
沖縄、辺野古基地の是非を巡り住民投票が行われた際、反対が大勢を示した折には、
両新聞ともこぞって、政府は民意を踏みにじるな、建設工事を即刻中止せよと、
論陣を張っているのに。
なぜ、維新が「都構想」を前面に立てて選挙戦を挑み勝利したのに、民意だと言わぬのか。
私には、所詮、維新が嫌いであって、維新が大阪で取り組んでいる都構想は元より、
数々実現している地域活性化への施策は一切認めない。即ち、好き嫌いの話が根底にある、
一度決めたレッテルは頑なに守る。新聞とはその程度だと改めて思い知りました。
それと、反維新で、自民党と公明党が共産党と統一候補でまとまったのは、
それこそが「野合」ではないでしょうか。それも、新聞は批判しない。
「野合」候補者にビジョンなどあろうハズがないのに、そのことも、問わない
新聞って、いったい何なんだ。
少なくとも、新聞は維新を徹底批判した。そのことは民意と全く掛け離れていた。
その反省、いや総括はすべきだ。そして、維新の「都構想」について新聞は、
今一度真摯に向き合うべきではないか。それが新聞の好きな民意だから。Goto
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