大相撲で学びました。一にも二にも努力・努力・努力です。
大相撲・初場所が終わりました。朝乃山が優勝します。絶対です。
優勝しなければ、大相撲占いはもう金輪際やりません。
そう申しました。残念ながら、辛うじて10番勝って大関への望みを
繋ぎましたが、ハズれました。ごめんなさい。
なぜ、彼が優勝できなかったかを考えてみます。
その前に引退した大関・豪栄道関。潔しです。(裏事情があるようですが)
大関を陥落したら引退すると決めていた。
「GO・GO豪栄道」さすが日本男児ですね。ご苦労様でした。
今場所、優勝したのは「徳勝龍関」です。まずはおめでとうございます。
でも、大概の人はそんな力士がいたのかと13日目に11勝1敗同士の
「正代」とあたるまで、注目もされませんでした。
それが、左からの強烈な突き落としで勝って、俄然。
大関・貴景勝を破って堂々の14勝1敗での優勝。見事です。
優勝インタビューで「私なんかでいいのでしょうか」と謙虚に答える姿に
一気にブレーク。「勝てば官軍と申します」が今や時の人です。
しかし、彼の素晴らしさは「33歳は遅咲きじゃない・これからです」と
「来場所ぶざまな成績では自分がゆるせない」と稽古すると宣言したことです。
でです。朝乃山です。相撲取りと政治家と馬は、肌のハリ、色艶で、
調子がわかると申します。政治家は選挙の時、有権者が自分を支持しているかどうか、
「肌でわかるもの」です。落選するかもと思っている政治家は、色艶が悪くなります。
競馬は申し上げるまでもありませんね。見る人がみれば「パドック」で
調子が一発でわかると申します。私にはさっぱりですが。
力士も同様です。大相撲には本場所と本場所の間に全国を回る巡業があります。
巡業も含めて次の本場所までどれだけ稽古したか、そうです。努力したかで、
全ては決まります。
今場所、身体が締まって、色艶がいちばん良かったのは「豊山」です。
彼は「稽古の虫」になったと評判です。素質も素材も朝乃山に負けないものが、
あります。でも、膝の怪我を理由に稽古をためらっていました。
兄弟子の正代が何を思ったのか、猛然と稽古を始め、それに刺激され、
努力した結果が、今場所の10番の勝利です。来場所以降、最も注目の力士に。
朝乃山は身体にたるみが出て、色艶も悪くて土俵に上がりました。
これは明らかに努力不足。稽古不足です。どこかで、過信したのでしょうねぇ。
そこを見抜けなかった私の好角家がその程度です。
かのエジソンはいいました。「天才とは1パーセントの霊感(才能・閃き)と
99パーセントの汗(努力)である」と。幕内上位で大活躍した168センチ。
98キロの炎鵬は稽古の鬼です。兄弟子の大横綱・白鵬関に、「稽古」すること
努力こそが全てと教わっているからです。
そうなんです。我々も、時間を惜しまず、時間に囚われることなく。
努力しなければ、道など拓けないのです。一にも二にも、
「努力、努力、努力、」棺桶に入っても努力です。
それが人生を輝かす唯一の道です。大相撲で学びました。
でも、来場所から優勝力士占いはやめます。Goto
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