魔を祓う

世の中、右を見ても左を見ても、鬼ばかりです。
今日は節分です。豆まきをしますか。
「魔(ま)を滅(めっ)する」の語呂合わせが豆まきの語源だと言われています。
季「節」の「分」かれ目、冬と春、ふたつの季節を分けるから、節分です。
古来、季節の狭間には災いや邪気が忍び込み体調を崩しがちです。
今年は「コロナウイルス」などいう「災厄」が現れ、苦しめています。
こんな「病魔菌」は鬼と一緒に「豆をまいて」祓ってしまおうではありませんか。
「魔」について何点か思うところを述べます。
大自然の「魔」です。暖冬の影響で、底冷えのする寒さとは無縁で冬を越しそうです。
果たして、このまま春を迎えて良いのか。心配です。野菜好きの私にとっては、
キャベツを始め葉物野菜が豊作、廉価となり嬉しいのですが。
農家からは「豊作貧乏」だと嘆きの声が。人間が対応を考えるべきであって、
自然を「魔」だといっても仕方がないのですが。苦しめられます。
小泉進次郎環境相への週刊誌のバッシングです。これって「魔」の仕業じゃないでしょうか。
独身時代に若者が何をやろうが、許されます。私生活は私生活です。
理由は「政治家」だからと。冗談じゃない。本音は、彼を潰そうとする圧力が
そうさせているのではないでしょうか。それで週刊誌が売れれば良い。
新しい若い政治家を潰そうとする。それって「魔」じゃないでしょうか。
ナイキの厚底靴を履くと記録が更新される。だから、規制すべきだと、
世界陸連が「全面的な使用禁止」を議論する。結果的には見送ったのだが。
これって技術発展への「魔」じゃないですか。ゴルフクラブの技術革新をみれば
良くわかります。ドライバーの高反発は飛距離が出過ぎると禁止になりました。
でも、数年も立たない内に、低反発でも高反発を超えるクラブが登場。
禁止が何の意味も持たなくなりました。
世界陸連のこの動き、背景にはナイキを貶めようとする他メーカーの圧力が
噂されています。スポーツの世界は「魔」がいっぱいです。
スポーツついでに。2030年の冬季五輪、札幌招致が本格化しています。
東京五輪のマラソンを札幌が受けてくれた見返りに当確だといわれます。
でもよくよく話を聞いてみますと、他に候補地がないからだと。
これって「魔」じゃないですか。札幌市民はマラソンも冬季五輪もで、
結構、喜んでいるようですが。せっかく準備した、東京マラソンの関係者は
悔やみきれない話です。IOCってとんでもない「悪魔」ですね。
まだありますが。
このくらいにしておきます。だって、あっちこっちの「魔」を滅していては
豆の数が足りなくなってしまいますから。Goto

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