柚月裕子さんという作家は凄いです。
安倍政権の支持率が、20%台になったそうです。政権維持の危険水域です。
コロナ禍、政府の関係者は寝食を忘れ「国民の命」を守るため頑張って頂いているのに。
なぜ、国民の支持が急落しているのか、お得意の専門家に尋ねられてはと思います。
「安倍1強」自民党内で政権批判をするのはタブー扱いでした。
それが、有力議員から相次いで異論が吹き出し公明党からも公然と。
国民の評価はコロナ対応に対しての安倍政権は「無能・曖昧・遅い」だが、
それでもパンデミックに「小異を捨てて」乗り越えねばならないとの思いが、
政権批判を封印してきました。
支持率急落の主要因は、今国会に提案した検察幹部の定年を延長する
検察庁法改正案の廃案です。当事者が緊急事態時「新聞記者と麻雀」を繰り返していたことが
週刊誌で明らかになって「安倍政権」って「どうなの」と、国民の意識が変わりました。
問題は「どうなの」の本質です。
長期政権です。森友・加計学園・桜を見る会などなど、幾つもあるでしょう。
しかし、これらは全て同根です。「何をやっても罰せられない」との奢りです。
その集大成が「検察庁」を思いのままにすることではなかったでしょうか。
ステイホーム・自粛を余儀なくされました。夜の席がなくなり時間に追われなくなりました。
時間の使い方が変わりました。となりますとやっぱり「本」ですね。
安倍政権のおかげで、検察って、検事ってなんだ、思いが至りました。
柚月裕子さんという作家をご存知ですか。
私は広島の「警察とヤクザ」をテーマにした小説を書く女流作家に興味を持ち、
シリーズを読みました。作家に芯があると申しますか、ブレない筆さばきに
凄い作家がいると感動しました。
彼女のもう一つのシリーズ「秋霜烈日・検事」ものがあるのを思い出し、
あれを読んでみれば「検察・検事」がわかると・・・「最後の証人」「検事の本懐」
「検事の死命」そして「検事の信義」を読みました。
私はわかりました。時の政権が検察庁を抑えることを悲願とする意味が。
安倍さんは「不正なことに憤る秋霜烈日・検察」を「そうあって欲しくない」との思いから
あの無理筋の検察庁法改正案を提出したのだと。
コロナ禍は、今までの日常と違う時間を齎しました。
あなたに「生き方」を諭す柚木裕子作品をお勧めします。Goto
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