勉強のやる気は新聞が呼び水に・・・ってほんとうかなぁ。
分母も分子も、調査対象も、性別も、場所も年齢も・・・何もわからない。
そんな新聞科学研究所なる・・・日本新聞協会の御用機関が・・・・
またまた、明日も新聞を読む理由があると、面白いこじつけデータを発表しました。
タイトルは「勉強のやる気・新聞が呼び水に」です。
新聞購読者と未読者を比較すると、
購読者の40.3%は「自分の子どもは勉強が好きだと思う」と回答し、
未読者は25.9%にとどまったと。
理由は新聞が話題を提供することで家族の会話が増え、子どもの好奇心を刺激するからだと。
勉強嫌いな子どもに頭を抱える親も少なくないでしょう。叱るだけでは火に油、
やる気を引き出す水として、新聞を購読すると良い・・・
興味あるトピックとの出会いが、子どもの姿勢にも影響するはずです。
とあります。独りよがりとは、こんなことを言うのでしょうね。
ひと昔前、新聞を購読することが、ライフスタイル、購読するのが当たり前だった頃、
どこの家庭でも新聞が話題になって、勉強好きな子どもばかりだったのでしょうか。
そんなこと、あるはずがありません。子どもの勉強嫌いは、そんな一面的ではないようです。
コロナ禍の影響で、不登校が急増です。
自宅でゲームする時間が増えたこともあり生活習慣が乱れて不登校になる児童・生徒、
入学してから一度も学校に行かず引きこもりが常態化してしまった大学生。
小学校で20%・中学校では24%・高校で28%・・・緊急事態宣言後の不登校増です。
人間は「易き道」を選ぶ生きものです。勉強が楽しい児童・生徒は稀です。
大概は勉強するよりもゲームをしていた方が良いでしょうねぇ。
では、どうすれば解決できるのでしょうか。「うつ病」などの医学的理由で
不登校になったのではありません。深夜までゲーム癖が原因の大半です。
「早起きの習慣」をつけることからしか方法がありません。
私の近所にも、そんな児童がいます。そこは、お父さんが朝のラジオ体操に
子どもを引っ張りだしたのに成功したようです。親子で携帯ラジオから流れる
ラジオ体操の歌を歌い、思いっきり体操をしています。
お父さん曰く「最初は私が頑張るので仕方なく」でしたが、
今では逆で「私が子どもに急かされ」状態ですと。
早起きと運動で、夜寝るのが早くなり、勉強意欲も上がったようで、
成績も向上したと喜んでおられました。
不登校の解消には「早起き」が・・の説はまんざらでもありませんね。
親や家族の努力のたまものですね。
因みにですが、「お父さん、お宅ではどんな新聞を購読しておられますか」と
お尋ねしたところ、「新聞ですか。ニュースも日常情報もスマホとPCで済ませています」と、
新聞は購読されていませんでした。
さて、この家庭は新聞未購読だが、勉強好きな子どもがいるの分類になるのですが、
「明日も読む理由がある」新聞科学研究所の調査に比すと好ましくないデータですね。Goto
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