ワクチンは届くのか?

メディアのワクチン報道って・・・ノー天気ですね。
日本にワクチンが潤沢に輸入されるのはいつになるでしょうか。
EUでは輸出制限され、米国では国内に回す量が不足していると問題になっています。
いずれは、供給過剰になるのでしょうが、現時点では世界中で争奪合戦になっています。
中国では、ここぞとばかりに、ワクチン外交を強め、世界約20カ国以上に無償提供すると。
外交は戦争だと云った人がいますが。ワクチンで覇権主義を強化するとは・・・
さすが、中国はしたたかですね。日本では中国のワクチンには信憑性がないなどと、
相変わらずの、中国後進国論を振りかざしていて良いのでしょうか。
2月17日から医療従事者の接種が始まりましたが、最初に接種した医療機関のトップが、
「痛くない」です。などと、メディアに向かって愛想を振りまいていますが、
注射が痛いとか痛くないなどと、子供じみた話題では、なんとも緊張感のない話です。
日本に入荷したワクチンはまだ空輸で二度です。医療従事者の人数分が届くのさえ
先の話です。厚労省は1億人分を契約したと言っていますが、期限が明記されていない
契約だと言われます。河野ワクチン大臣も、日本で製造しているわけではない。
簡単に輸入できるとは思っていないと、歯切れが悪い状況です。
それぞれの製薬会社の生産能力には限度があります。お金を払うから買えるとは
思えません。国の外交力が問われているのではないでしょうか。
そんな状況にも関わらずメディアのワクチン情報は「ノー天気」そのものです。
菅首相や閣僚が先に接種すれば「上級国民」だとメディアに批判されるので、
ルールに従って接種するそうですが、時の首相がコロナウイルスに感染するリスクと
コロナ対策にノータッチな医療従事者とどちらを優先すべきかなど、
火を見るよりも明らかではないでしょうか。こんなことが話題になることが不思議です。
また、副反応についての情報も如何にも如何にもです。
ファイザー社のワクチン。臨床実験で日常生活に影響があるような副反応は
報告されていません。国民の大多数が二度の接種を受けたイスラエルからも
命に関わるような報告はありません。だから、安全だとは申しませんが、
「注射のあとが痛い」だとか「だるい」だとかを大仰に副反応だと報じるのは、
不安を煽る以外の何物でもありまあせん。
そんなことより、日本でもワクチンが開発され、製造されるにはどうすべきかとか、
コロナウイルスの特効薬の研究や開発をバックアップするにはどうするかとか、
メディアが報じ、政治を動かさねばならないことがあるはずです。
春・3月・弥生です。
ワクチン接種の順番が回ってくる日はいつになるのか・・・
高齢者です。蝉が鳴く頃にはと願っています。Goto

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