挑む・何歳になろうとも・・・

覚悟と努力があれば生涯現役は可能ですね。
「いよいよ始まりましたねぇ」「なにが?」「ワクチン接種?」「違います・・
サッカーJ1リーグ開幕ですよ」「エッ・君はサッカーに詳しかったかい」
「いやいや、まったく音痴です。日本代表の国際試合をテレビ観戦するくらいです」
「それなのに、なんで、いよいよ始まりましたねぇ・・・なんて言うのかね」
「そりゃ、去年は色々ありましたが、今年は・・・順調にシーズンが開幕したのです」
「いよいよって気分じゃないですか」「高校野球センバツも今年こそは開催してほしい」
「プロ野球も観客を入れ開幕してほしい」その先陣を切ってのJ1です。
五輪開催にも期待が持てますし、新聞のスポーツ欄が賑やかになっていいじゃないですか。
それと、横浜FCの「カズ」こと三浦知良選手がプロ36年目のシーズンを54歳で
迎えるって言うじゃないですか。凄いですねぇ。それも「ゴール」を狙うと。
サッカーは団体競技です。選手間の意思疎通が重要だと言われます。
私のような素人は三浦選手の勇姿を見てみたい思うのですが、
チームとしては老いぼれたスーパースターは邪魔になるのがオチです。
監督もやり難いのではと察するのですが・・・プロスポーツの世界は興行がすべてです。
彼は「金の取れる選手」だから別格なのか、ベンチに居るだけで良いのでしょうね。
三浦選手は日経スポーツ欄「サッカー人として」と題してコラムを書いています。
2/26付・・・54歳誕生日のタイトルは「挑む・何歳になろうとも」です。
大人になると「緩急」がわかる。若い頃は100%全力で取り組むが
相手もプロ、思うようにはならない。でも今は少しスピードを緩めてみるんだ、
そして加速に転じるとより「速く」見せられる。
人生上手くいかないなら一歩引いてみる。
歩幅を緩めれば見える景色も変わる。ずっと同じリズムだと乗り難いのは
人との付き合いも同じじゃないか。それと何かを始めるに年齢は関係ない、
「年甲斐もなく」などと思わないで挑み続けることが大切だと・・・タキシード姿で語る。
三浦選手の言葉に特別なモノは感じませんが・・・
プロスポーツの世界でも覚悟と努力する気力があれば54歳でも
現役で続けることができる・・・
高齢化する日本ですが、諦めなければ・・・覚悟と努力する気力があれば
「現役を続行する」ことができる、誰だって頑張れる・・その姿勢は見上げたものです。
「カズ」の「みんなで全力を尽くし、明るいニュースを届けたい」との誓いに、
何かと暗い世の中です。スポーツの素晴らしさと、諦めない気持ちがあれば、
だれもが元気になれます。スポーツって良いですね。Goto
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