東京都知事・五輪組織委会長・内閣五輪相・・女性がリーダーとなりました。
森前会長の女性蔑視発言で混乱した五輪組織委員会ですが、
政治の力で橋本聖子五輪相を強引にねじ伏せ新会長に据えました。
後任の五輪相には丸川珠代参院議員を再任、東京都小池知事と合わせ・・・
五輪関係のトップは3名、全員が女性となりました。
後はJOCだけですが、相手が相手です。ねじ伏せるにはねぇ・・・・
怪我の功名などと申しますと、「オマエも」などと叱られそうですが、
結果的には五輪精神に沿った女性リーダーが誕生、男中心と言われる日本社会の
ガラスの天井をぶち壊しました。彼女たちの手腕が期待されます。
なんとしても五輪の開催、そして成功を勝ち取りたいものです。
2月25日の話ですから。森発言から20日間ほどってことになります。
五輪ボランティアに登録した人のうち1000人が取り消したそうです。
全体で8万人をお願いしているのですから、割合は少ないのですが・・・
ボランティアって一体何なのだと考えてしまいます。
自然災害などの被災地に向かうボランティア。
被災者の負担を少しでも軽減したいと労力を提供するボランティア。
自治体などの取り組みが滞っているのを解消したいと協力するボランティア。
子どもの貧困に何とかとせねばと食事を提供するボランティアなどなど・・・
ボランティアには、誰かのために、誰かを助けるために・・・の精神が溢れています。
それぞれが自らの生き方と申しますか、心の発露によって参加するのが、
ボランティアです。決して誰かに強要されてやるものではありません。
五輪のボランティアも同様です。この国に世界中からアスリートとその支援者たちが
集う平和の祭典を成功させようと自らの意志で登録したのです。
五輪が開催できるかどうか。疫病が五輪を潰してしまうかどうかの瀬戸際です。
3人の女性リーダーを中心にこの国の威信に掛けての大勝負が始まるのです。
なのに、ボランティア登録を辞退するなんて頂けません。そもそもが中途半端で、
自己中心的でボランティア精神など元来ない人たちが、面白半分に登録したのでしょうか。
付和雷同という言葉があります。
自分の主張や説を持たないで、その場限りで調子の良いことをさします。
ボランティア辞退者を付和雷同者とは申しませんが、
ボランティア活動を軽く見ない方が良いのではないかと思います。
抗議の辞退で老害は去ったのです。思いは届いたのです。変わったのです。
もう一度、ボランティア復活されてはどうでしょうか。Goto
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