新聞広告の価値

インターネット広告の「アコギ」に迫ってもらいました。
溜飲が下がる・・・とはこのことです。
広告業界、ニュービジネスの時代です。ですから「猫も杓子も」ネット広告です。
オールドアドマン・いや老広告屋にしてみれば、歯痒い思いがしてなりません。
7/5・・・日経新聞に掲載されたKINCHOの全ページ広告です(写真参照)
広告はインターネット広告が流行りです。でも考えて見ますと・・・
人間の心理に食い込んだアコギな広告が増えています。
そこを新聞広告の価値と比較し、スポンサーに立場で鋭くえぐっています。
「この広告を見て、この商品を買いたくなったかどうか教えろ」なんて新聞広告は言わない。
「ポイントやるから個人広告せよ」なんて新聞広告は言わない・・・
新聞広告は途中で見る人のやめた人の数を数えたりしない・・・読者を信頼してます。
「この広告見たやろ。そしたらこの広告も見ろ」なんて新聞広告は言わない。
「広告見て買ったな、そしたらもう一個買え」なんて新聞広告は言わない。
あなたがいつ、どこでこの広告見ているかなんて知らなくていい・・新聞広告は言わない。
この新聞広告を見た後、何をしているか検索なんてしない・・・新聞広告は紳士です。
「へぇ、こんな商品があるんだ。今買ってみよう」それだけで十分なのが新聞広告です。
あなたも、気付いていますね。ネット広告の乱暴さに・・・
私など、インターネットで情報を見ますと、ゴルフ用品が溢れています。
YouTubeでは何を見ても広告を押し付けてきます。
そして、それがさも、私の趣味や趣向に合っているが如くです。
煩い・・・って思うのが心境です。
KINCHOのこの主張って、インターネット広告の「アコギ」さに一石を投じています。
新聞命の私としては、新聞広告の真髄を訴えるKINCHOに敬意を表します。
問題は二つあります。
一つは新聞を購読している人が圧倒的に少なくなったということ。
つまり、新聞広告の効果が薄くなっていることです。
もう一つは、我々広告会社の努力不足です。
新聞広告の価値をスポンサーに伝えきれていないことです。
いま・・・いいよね。一方通行の新聞広告・・・
このKINCHOのコピーに励まされるとは・・・
でもです。KINCHOもQRコードとHPの連動で広告展開している事実は
時代の趨勢ではありますが・・・Goto
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