新聞広告の広告を新聞に掲載する・・・意味がわからない。
今週は新聞週間です。新聞命(しんぶんいのち)の私です。
毎年・新聞を神棚に祀り、榊を立て柏手を打って、新聞に感謝します。
えっ・・「なぜそんな大それたことをするのかって」・・・
それは「新聞命」だからです。えっ・・・意味が分からないって。
私の親父殿は新聞記者でした。小学低学年の頃、久しぶりに帰った親父殿に甘え、
はしゃいでいたとき、ちゃぶ台から落ちた新聞を踏みました・・
物心ついてから子どもを叱ることなど一度もなかった親父殿が、顔色を変え、
「新聞を踏むな」と怒り張飛ばされました。訳がわからずキョトンした私は・・
悲しくなって、泣きベソを・・・親父殿は「良いか、新聞には魂がある。新聞を粗末に
すると生きていけない」と諭しました。
その時は理解できませんでしたが・・その後、紆余曲折あり、地元の新聞社を退職、
1978年・中日新聞の広告を扱うことを目的として中広を創業・・・
10年後、鬼籍に入りました。創業時から親父殿に薫陶を受けた身としては、
「日々新聞を捲り、新聞に学ぶ」ことが親父殿への供養だと思っています。
ですから、新聞週間には新聞を神棚に祀ります。
今年の新聞週間、讀賣新聞がいちばん力が入っています。
新聞の信頼性を全国調査・その結果を掲載しました。
他紙にはその情熱はないようです。
新聞はテレビよりも利用度は低いが、正確な情報では圧倒的に高く75%だったと。
また、ネット上の検索履歴などから利用者の興味に沿った商品やサービスの広告を
表示する「ターゲット広告」に「不快なので、ない方がよい」が67%に達し、
「便利なのである方が良い」の26%を大幅に上回ったと。
コロナウイルスに関して信用できる情報を提供しているは新聞が68%、
民放ニュースが54%、NHKが52%の順だとの結果も報じられました。
この調査で新聞の価値が認められたとは思いませんが、
新聞がネット時代にも不可欠であることは証明されたと思います。
今年の新聞週間で、新しい試みが行われました。
10月20日・新聞広告の日に「#みんなに聞いてほしいことがある」(写真参照)
と題した全ページ広告を会員社全紙に掲載、「新聞広告には未来を広げていく力がある」と
新聞広告の広告を新聞に掲載しました・・・
この試みにどんな意味があるのか・・私には理解できませんが、
この広告をご覧になって新聞広告を活用して頂けるクライアントが1社でもあればと
願います。Goto
コメント