トヨタイムズ

紙は古いなどとは言わせない。紙とネット・融合の時代です。
我が社の優秀な仲間が・・・里帰りした正月。。
こんな広告が北國新聞に掲載されていましたよ・・と。
「紙の旅は 終わらない」
私たちの暮らしになくてはならない紙。たぶん紙に触れない日はありません。
「ペーパーレス」が声高に叫ばれたこともありましたが・・
それは紙が不要になる話ではなく、紙を大切に使うための方策だと思います。
製紙会社の広告ですが、とても深いコピーです。
広告の業界では・・新聞も雑誌もチラシも、情報を収集するのはネットで充分だ。
紙をベースにした広告の時代は終わった。そんな風潮が流れました。
私はずーっと首を傾げていました。
だって、紙を使って思いを伝える手法は5000年以上前から、そうですエジプト王朝、
パピルスの時代から延々と続いているのです。人類の文化です。
ネット社会だからとそんな簡単に「ペーパーレス」の時代になるなんてと思っていました。
下の写真をご覧下さい。
元旦に全ての新聞に掲載されたトヨタの「新年広告」です。
新聞の総発行部数が3000万部に減ったと発表したのは日本新聞協会ですが・・
トヨタは・・日本が誇る世界一の自動車メーカーです。自動車メーカーは裾野が広い
産業で、多くの部品メーカーや下請けを抱える日本最大の産業です。
そのトヨタが、新聞の見開き全ページ広告を使って、トヨタのイズム(思想・考え方)を
洗いざらい述べています。傾注に値します。このトヨタイズムを読まぬして、
日本の未来を語れないのではないか。と、私は思います。それほどの内容を含んでいます。
どうぞ。新聞に触れていない人はぜひ、読んで頂きたいと存じます。
とりわけ、紙の広告では効果が薄いと紙を否定している人には読んで頂きたい。
「日本の底力を世界に示す」重要な局面へ自工会・豊田会長会見。は全産業経営者は必見です。
「トヨタ生産方式」豊田章男の解釈・・・は日本の生産業者必読です。
いつまでハイブリッドを作り続けるんだ・・と言われる今、新型プリウス投入の意味は
SDGsを踏まえEV(電磁自動車)に舵が切られる状況にトヨタのSDGs戦略が垣間見られます。
持続可能な地球・環境問題を正面から捉える時代です。日本人なら必読です。
投資家には「速報・トヨタ決算を読み解く4つのポイント」を読まないで株は語れぬ。
他にもトヨタならではの遊び心が満載です。
これらの膨大なトヨタイズムを新聞の広告紙面で、もれなく読者に読んでもらえるのです。
でもです。これだけの情報量を新聞に全て掲載すれば大変な情報量になります。
30ページ分の紙面を使わねば掲載できませんね。
でも、しかし、「年初に読むべきトヨタイズム記事10選は・・
見開きですが、2ページのインデックスで十分です。それでも紙面は大き過ぎるくらいです。
そうなのです。各項目の後ろについているQRコードから内容を読み取ってもらえるからです。
私は紙はネットと融合する時代になった・・と思っています。この紙面が象徴的です。
それを広告の業界では「ハイブリッド広告」と我が社は名付けています。
我が社の発行する「地域みっちゃく生活情報誌」は日本全国1150万の家庭のポストに
直接お届けできる紙の広告媒体です。この紙の広告媒体にQRコードを貼り付け、
それをスマホで読み取って、情報を得てもらう・・これが広告手法の新しい形です。
それをトヨタが・・元旦の新聞広告で示してくれました。
紙は古い。ペーパーレスの時代だと思っている人に・・敢えて申しあげたい。
「デジタルは紙で売る」時代ですよと。どうぞトヨタの新しい広告手法を活用願います。Goto
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