勝って良し、負けて良し、力の限り・・・大人たちに翻弄されず・・・
東北地方が線状降水帯に見舞われました。
被災者のみなさんにはお見舞い申し上げます。
九州に始まり、中国地方を総なめにして、東北地方へ・・
梅雨前線が、列島に沿って北上したってことですが・・
ひと昔前は東北・北海道には梅雨がないと言われていたのに
未だ梅雨明けしない天に憤りを覚えます。
この地方。13・14日と豪雨で飛騨地方に被害が出ましたが、
14日の朝、蝉が一斉に鳴きました。気象庁は沖縄地方以外には
梅雨明け宣言を出していませんが、蝉が教えてくれます。これで梅雨明けです。
同時に・・・岐阜県でも第105回全国高校野球選手権大会の予選が始まりました。みなさんはお気付きでないかも知れませんが・・主催の朝日新聞社・例年になく、高校野球の報道に力が入っています。そう思います。
CM動画を制作して、7月上旬からテレビ朝日系列を中心に15秒と30秒の2種類が放送されています。内容は一人の球児を追いながら、家族や仲間たちが支える姿を描き、甲子園を目指した子ども時代から憧れの地に立つ日までを綴ります。
CMに流れる・・私が大好きな選手権大会歌「栄冠は君に輝く」は若い人たちに人気の「Mrs.GREEN APPLE」のボーカル、大森元貴さんが歌っています。
私的には・・・費用が掛かるので大変でしょうが・・せっかくCMを制作したのです。朝日新聞社の系列放送局だけでなく・・全民放に流して欲しいものです。
このせこさが・・・如何にも朝日的ではありますが。
それと高野連と朝日が加盟校アンケートを実施。
監督に休みはどの程度かと聞いています。働き方改革の一環でしょうか?
つまらぬ質問です。真面目にもっと休暇が欲しいと答える監督が半数以上には
笑ってしまいますが・・・それが現在のこの国の教育の実態ですかねぇ。
それと、話題になりました。丸刈りの学校が4割まで減ったこと。
それに対して多様性の重視や部員確保の面が考慮されたのでしょう・・
との高野連会長のコメントには・・如何にも軽いと思いますね。
高校野球を「教育の一環」と美化して精神論を教え込んだのは高野連じゃないですか。今更、何が多様性ですか。そう思いませんか。
そして、朝日新聞は全国高校野球選手権大会を新聞拡張の道具として利用したのではないですか。その象徴が炎天下で一人で投げ抜く球児の姿を美談に仕立て上げてきたのは朝日新聞じゃないですか。
あえて・・・申しますと、プロ野球への人材を提供し、就職活動の一環と化してきたのが、100年以上も続くこの高校野球の選手権大会ではないですか。
アンケートで問われるのは、加盟校ではなくて、朝日新聞の商業主義であり、
高野連の傲慢さではないでしょうか・・・
私は高校野球が大好きです。
高校生の直向きなプレーほど感動するものはありません。
今更、高校生の、野球部員の声を聞きましょう・・・などという
欺瞞は大人の発想です。高校生は野球というスポーツに青春を賭けて取り組んでいるのです。その中に人間社会の様々な縮図が織り込まれています。
それでいいじゃないですか。だって、NHKが全試合を放送するのは・・
そこに価値があるからと国民が思っているのですから・・・・
球児たちよ。天は実にわがままです。身勝手です。
ですから豪雨を降らせたりします。でも人間はこの勝てない相手に負けません。
受け入れる心を持っているからです。勝負は時の運、勝って良し。負けてまた良し。「さぁ行け・・君たちの夢に向かって」Goto
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