この政治の弛緩、アホらしいより、寂寥です。
この話って、もっと憤って良いのではないですか・・・
少なくとも「平和憲法」を後生大事している「護憲派」の人たちにとっては。
いや、もちろん与野党を問わずです。
思い起こして下さい。22年・23年度の予算編成で、中国の動きがおかしい。ひょっとすると・・・北朝鮮が不穏、ひょっとするとメディアが危機感を煽り、政府がそれに便乗する形で、そうです岸田政権です。
23~27年度の5年間で防衛費を総額43兆円程度の予算を投じる方針を決めた。合わせて、その財源を賄うための増税も実施する考えも表明。国民はまぁ・・万が一もあるかもと思い、それらを渋々ながら認めた経緯がある。思い起こして欲しい。
その防衛費増額の初年度となった23年度予算での防衛費は米軍再編成経費も含めてだが6兆8219億円で、過去最大を更新した。そんなおり、野党や護憲派からの反対よりも、自衛隊幹部のOBから闇雲に予算だけ増やしてもあかん。無駄な軍備をするだけだと、苦言がでた。このブログで書いた。
それがどうだ。政府は10日に2023年度予算に計上した防衛費で使い切れなかった不用額が約1300億円になるとの見通しを明らかにした。こんなことってあるか?もう一度整理する。5年間で防衛費を過去に比べ1.5倍にする方針を決定。
43兆円規模に。でです。23年度の当初予算では6兆円だったのを、補正で8130億円増やしたのです。いずれも岸田政権ですよ。それが、使い切れない。1300億円余っちゃったっていうのです。
税金ですよ。地方自治体では小中学校の給食無料化ですら、予算がないと四苦八苦しているのにですよ。もう一度繰り返します。増加する防衛費を賄うために、法人税・所得税・タバコ税を増税するって決めているのですよ。それも岸田さんが。
いいですか。政治とは税の使い道です。こんな馬鹿げたことが起こっている。
この現実に、ふぅ〜んで済ませて良いのでしょうか。もっと申しましょう。
海上自衛隊の潜水艦乗組員たちが、潜水艦を受注する川崎重工業が捻出した裏金で飲食接待を受けていた問題、それも10億円以上だって言うじゃないですか。この金も裏を返せば、防衛予算を食い物にしているって話じゃないか。
こんな海上自衛隊が海を守れるはずがない。
国防の美名の元に、こんな馬鹿げたことが起こる。これって政治の弛緩ではないか。緊張感がない証明じゃないか。こんな密に群がる政治を許して良いのか。私は気持ちが悪い。こんな政治に責任を取らせることができるのか?どうか。
それは国民次第だと思うのだが・・・
これまでと違う新しい風が吹かねばねぇ。
アホらしいと思うよりも寂寥である。Goto
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