NISSANの存在意義は何でしょうか?知りたいモノです。
私には全く理解できなかったことがある。今年の出来事である。
なぜ、NISSANはHONDAと合併しないかったのか?
理由は日産には自動車メーカーとしてのパーパス(存在意義)が明確ではないからだと思えて仕方がない。
トヨタには「モビリティ社会の中心で世界を変える」
ホンダは「人を中心とした独自哲学と挑戦」
テスラは「ソフトウェアで自動車を再定義」とある・・・
ではNISSANの理念は何でしょうか?ない。
日産は1999年に一度倒産、その後救済に立ち上がったルノーに身を投げ傘下に。ご案内の通り、カルロス・ゴーンが乗り込み、リバイバルプランと称して、コストカットを繰り返し再生した。その間も今もだがNISSANの存在意義を「定義」していない。だったら、HONDAの定義に乗れば良いと思ったのだが・・・プライドだけはねぇ。合併構想は破談。
工場閉鎖の話ばかり・・・どこに向かって航海しているのか・・・わからない。
NISSANの話ではない。HONDAの話です。
面白いニュースが二つ飛び込んで来た。
一つはHONDAと言えば、オートバイ(二輪車)である。カブは今も。
このほど、一人乗りの配送用電動車両を開発、26年夏から投入すると発表。
最大300キロの荷物を運べる。欧米で物流会社に販売する。車両の名前は「ファストポート イークアッド」ペダル付きで、人力と電動アシストを併用、自転車レーンでの走行が可能。
そうです。インターネット通販の拡大による配送需要の高まりや、都市部の渋滞を避けて荷物を届けることができる新たな輸送手段でニーズに応える。
新規分野への参入です。さすが、HONDAです。
NISSANにそのチャレンジ精神があるか?
もう一つはHONDAが開発するロケットです。そもそもですが、HONDAは自家用ジェット機の生産に力を入れてきた。その延長線上になる。このホンダロケットは機体を繰り返し使える「再使用型」の小型ロケット。離着陸実験に成功。
再使用型は打ち上げコストを削減できるため、世界で加速している。
HONDAは将来的な市場拡大を見込み、宇宙領域への参入を表明。
車両開発やジェットエンジンで培った技術を活用すれば・・イーロンマスクの米スペースXが先行しているが・・・後発でも十分戦えると意気軒昂だ。
まさにHONDAの存在意義「人を中心とした独自哲学と挑戦」を具現化させている。敢えて申し上げる。NISSANには存在意義が定義されていない。
だったらHONDAの存在意義を共有すれば良いのにと思うのは私だけか?
それにしてもです。
教訓です。企業たるモノ、存在意義がなければ生き残れない。
そんなこと誰もがわかっているのに、なぜ、持たないのでしょうかねぇ。
中広グループの存在意義は「HAPPY MEDIAを通して日本を元気にする」です。臆することなくチャレンジする。Goto
コメント
私はモータリゼーションの始まりから青春が始まりました。その昔、その昔の話ですが、「技術の日産、宣伝のトヨタ」と言われてました。(日産のセールス曰く)書物で知った事ですし、昔の事でうる覚えですが、ワンマン社長の石原氏、その時代の労働組合のトップ連中は銀座で豪遊(労働貴族)そんな背景が衰退の要因。トヨタとの決定的な違いは労使の関係もあるかと思います。
豊田織機から自動車、トヨタホーム、ファイナンスと社長を受け付いた人たちが次々と新たな分野を発展させ成功しています。
HONNDAは宗一郎氏の理念が脈々と継承され、今に至っても続いてます。新プロジェクトX(NHK)を見て再認識させられました。其れが存在意義にと繋がるのでしょう
中広様も後藤会長の下、社員一丸となって発展される事を願ています。
ありがとうございます。
ちょっと利益が上がると有頂天になる。
人間の業ですね。
NISSANがそうだとは思いませんが・・・
労働貴族の話は、そのまま今の労働組合の姿かな。
残念ですが・・・
誰が経営トップになるのかは、その企業の宿命です。
肝に銘じたいものです。
後藤拝