JLAA不滅なり

地域の困りごとは、日本地域広告会社協会にお問い合わせを・・・

先日・日本地域広告会社協会(JLAA)の秋の理事会が、静岡県・富士市で開催されました。私は一昨年・理事長を引き顧問となりましたが、枯れ木も山の賑わいと出席。北は北海道札幌から南は沖縄まで、全国41都道府県を代表する16名の理事が集い、久方ぶりに家族と再会したような心持ちでした。(ちょっとうるうる)

新理事長(岡山)を筆頭に、北海道・東京・岐阜3名の優秀な経営者が副理事長として脇を固め、長野の事務局長が鮮やかに進行する。その中で「広告の力で地域を元気に」と熱く語り合う姿に、最高齢の私も胸が熱くなりました。枯れ木を暖かく迎えていただいたことに感謝です。

私はこう述べました。
「経営者は、徳を養い、品格を高め、己を治めてこそ、初めて周囲を収めることができます。いかに時代が移り変わろうとも、数字を追うだけでは浅い経営に堕します。トップが浅ければ組織も浅くなる。逆に一人ひとりが日々自らを磨く努力を怠らなければ、組織は必ず深くなります。経営者である以上は手を抜いてはならない。己を常に磨き続けなければなりません」

長年の経験から滲み出たこの思いが、私自身まだまだ、道なかばですが。
どのように理事各位の胸に響いたかは分かりません。しかし、長時間にわたり真摯な議論が交わされたことは、協会の健全さと未来への希望を示すモノでした。ありがたいことです。

私は、もう一つ、貝原益軒の『楽訓」を引きました。
そこには「自分が楽しみ、人を楽しませてこそ、生まれたかいがある」とあります。広告の役割とはまさにこれではないでしょうか。人に喜びを届け、地域に潤いをもたらす。広告会社の使命は単なる宣伝ではなく、人々を楽しませ、地域社会を元気にする」ことにあるのです。

JLAAは、41都道府県に根を張る唯一無二の広告会社の集合体です。
地域に根を張り、地域に最も近い立場で人々と向き合ってきました。
広告会社の集合体でありながら、その実は地域社会の相談役であり伴走者であります。

話は少し変わりますが、
益軒のもう一つの著書「養生訓」をご存知でしょうか。
最晩年に記された「いかに健康で老いるか」の手引きです。
人生100年時代、健やかに生き抜くことは万人の願いです。

私の好きな言葉に「障がい者が安心して暮らせる社会は、健常者がイキイキと暮らせる社会」があります。これを広告の使命に置き換えるなら「高齢者がイキイキと生きられる社会は、広告会社がつくる社会」であるべきです。

地域に寄り添い、人に希望を届け、社会に元気をもたらす。JLLAこそ、その要であり続けねばなりません。私は一歩引いた立場から、同志たちの成長と挑戦を見守りつつ、声を大にしてこう言いたい。

頑張れ!日本地域広告会社協会。あなたたちこそが、
この国を元気にする力なのだ。「JLAAは不滅なり」Goto

追伸
日本地域広告会社協会で検索を。

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