躊躇するな、取り込まれるな、大和・奈良の女性は強いのだ・・・
自民党総裁に高市早苗氏が選出された。
4日のブログで「銀の匙をくわえて生まれた候補者に庶民の真実がわかるか」と辛口に総裁選について書いた。ちょっと反省している。
結果は36都道府県の党員票が高市氏に集まった。
私は、ここに自民党の危機感と健全な民意を感じる。
もはや、誰かの操る人形ではなく、自らの言葉で日本の再生を訴える政治家を求めたのだ。賢明な判断に、まずは敬意を表したい。
高市氏は決選投票に挑んだ演説でこう述べた。
「日本と日本人を心から愛する者として、日本と日本人の底力を信じてやまない者として、三度・立候補した」意気に感ずだ。
メディアはこの言葉を保守色の象徴と受け止め、近隣諸国との軋轢を懸念する。
しかし、私は逆に、柔軟性と胆力を併せ持つ外交手腕を期待する。
とりわけ、米国との関係では、トランプ大統領来日のおり、どんな姿勢で臨むかを注視する。「日本は日本としての国益を守る」という姿勢を明確に打ち出すであろう。そうしなければ、保守政治家とは言えない。
党運営においても気合いの入った布陣を組むとみる。
総裁選を戦った4候補を、党や閣内に取り込み、派閥を超えた「総力結集」の布陣を示すはずだ。そう言っている。
麻生派から幹事長を出すことになるとも、それは織り込み済みだろう。
論功人事だが、むしろ、したたかに多様な人材を適材適所に配置する
高市流の包括政治が始まるだろう。
政権発足3ヶ月は「ハネムーン期間」と言われる。
だが、今日本の政治にそんな悠長な時間はない。
「ワークアンドバランス」なんかクソ喰らえ、働いて、働いて、働いて、働く政治を実践する・・・溜飲の下がる思いだ。
公明党との関係を修復を皮切りに、国民民主との連携、更には維新との政策協調にも踏み出すと読む。ガソリン税の廃止、所得制限の撤廃、大阪副都心構想にも乗るだろう。働く女性を支援する政策・・・大胆に取り組み、実行に移せば、連立の枠を超えた「強力で安定した政権」が誕生する。
そして何よりも注目したいのは、女性としての初の首相に就くことだ。
ガラスの天井を打ち破り、次代の女性リーダーたちに道を開いた功績は大きい。
尊敬するサッチャー英首相のように、信念と実行力で「改革の鉄槌」を奮う勇気を期待したい。
ただし、一つだけ忠告を贈りたい。長老政治家たちの古い網に絡め取られるな。
と、あなたの背後には、未来を信じる国民がいる。その声に耳を傾け、
政治を再び希望の営みに戻して欲しい。新総裁に期待す。Goto
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