日本女子プロ、強くないました。
8月3日月曜日。深夜、丑三つ時。
午前1時半過ぎでした。
日曜・猛暑の中でゴルフを楽しみ、夕食後はU-NEXTで全英女子オープンを観戦。22時過ぎには床に就き、読みかけの米澤穂信さんの『黒牢城』を開いたまま眠りにつきました。
ところが、トイレに起きて何気なくスマホを見た瞬間、眠気は吹き飛びます。桑木志帆プロがトップ。つい先ほどまで首位と3打差だったはずなのに、「これは見届けなければ」と再びテレビの前へ戻りました。
私は週に一度、ホームコース岐阜関カントリー倶楽部で仲間とゴルフを楽しみます。飛距離は落ち、100を切るのも難しくなりました。それでも「あなたと回ると気分がいい」と誘ってくれる仲間がいる。だからこそ、ゴルフという競技がますます好きになるのです。
16、17番、18番をパーで終えた桑木プロは、クラブハウストップ。最終組を待ちます。18番、ドイツのヘンゼライト選手が16ヤード近いバーディーパットを沈めた瞬間、「ゴルフの神様はいる」と鳥肌が立ちました。プレーオフです。
1ホール目、桑木プロは右のブッシュ。レイアップ。それでも3打目を1メートルにつける執念。2ホール目は形勢が逆転し、今度はヘンゼライト選手が苦しい展開。それでも最後まで勝負は分からない。テレビの前で私まで手に汗を握り、心臓が高鳴りました。
そして、運命の80センチ。静かにカップへ沈めた瞬間、日本女子ゴルフ界に新たな歴史が刻まれました。昨年の山下美夢有プロに続く、日本勢の連覇。ゴルフ発祥の地・英国での日の丸は、何とも誇らしい光景でした。
表彰式後のインタビューも実に爽やかでした。「自分のやりたいように、やりたいことをやる」。派手なウェアもメイクも、自分らしさを貫く信念の表れ。そして、「両親も高齢なので、いろんな景色を見せたかった。優勝を目の前で見せられたのが一番うれしい」と語る姿に、胸が熱くなりました。最後にお酒が大好き「今はウイスキーのソーダ割りが飲みたい」と笑わせるあたりも、23歳らしい飾らない魅力です。
気がつけば時計は午前4時。いつもの起床時間でした。眠気はどこへやら。
そのまま早朝のルーティンへ。勝負事は、やはり勝ってこそ人を感動させる。
勝者の姿は見る者に勇気を与え、明日への活力をくれる。
ゴルフが趣味で本当に良かった。
おめでとう、桑木志帆プロ。第50回全英女子オープン優勝、心から祝福します。
私も、とっておきのシャンパンで乾杯しました。Goto


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