懐古趣味でいいのだろうか?
昨日は久々の休日。防災を考えるつもりで、「備えは?」と家人に問えば、我が家の防災、それなりに準備あり。知らぬは親父ばかり。でも、危機管理を怠らぬよう、気を入れねばと。では、映画でも。
前作も観た。洟垂れ小僧。わんぱく時代。十銭で買えた駄菓子を分け合った。貧しかった。しかし、生き生き過ごしたガキの頃。団塊世代の、それを彷彿させる哀愁映画、夕焼けに明日を・・・・・。
「ALWAYS続三丁目の夕日」を観た。新設のシネコン。座席、前席の頭がじゃまにならない。椅子の配置が良い。スタッフの対応も、サービスも気持ちよい。しかし、予告と広告で20分は頂けない。
広告屋の立場からすれば、映画ファンに次作を予告する。関心ある広告情報を流す。至極当然。だが、時間通りに始まらない。観たい映画の前に、好みでもない予告をするのは、少々横暴。工夫がいるのではないか?映画が終わってから予告するとか。インセンティブのある広告情報を告知するとか?入場料との整合ができていない。と思うが?細かいかなー?
ところで、「続三丁目・・」だが、率直な感想を云えば、あの時代(昭和30年代)を丁寧に作ったのは前作同様、懐かしさを満喫したが、柳の下に二匹目のドジョウ?の感は免れないね。軽々なハッピーエンドと、東京タワーからの夕日で締めてもらっても?興ざめ。
何となく、懐古趣味に浸りきれない帰り道。友人から、小沢民主党代表辞任とのメール。折角、長い閉塞から、政治の針が動くかと、淡い期待をしていた日本の明日が、再び逆戻りか?
夕焼けを背に、「続三丁目の夕日に、明日があるのかなー」。と暗澹たる思いの、休日でした。
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