正直

師走、凛とした故郷の山に思う!
昨日、65日ぶりに床屋に行った。髪が伸びるのと、髪が増えるのとは違うなーと鏡を見つつ、しかし、今朝は妙に気分が良い。
気分良く暮らすコツ。一日気分良く過ごしたいなら、床屋へ行け。一週間なら結婚しろ。一ヶ月なら車。一年なら家を建てろ。一生、ご機嫌で暮らすなら正直に。と教わった。結婚が一週間とはチト現実的ではないが、成田離婚も珍しくないご時世。頷けないわけではない。今朝の気分は散髪のお蔭かな。
このブログ、師走の今日で45日。比叡山、天台宗きっての荒行「千日回峰行」に挑む星野園道さん(32歳)に習って、私なりの、細やかな「行」の積もりで、千日続けて見るかと、故郷の山に誓い、始めた。
荒行は比叡の谷を7年かけて通算1000日、地球一周分4万?`を歩く。先頃報道された、「堂入り」は、断食、、断水、不眠、不臥のまま9日間堂にこもる「生き葬式」と呼ばれる荒行最大の難関。星野さんの千日回峰行は、「赤山苦行」「京都大廻り」が待ち受け、満行までに後三年かかるという。
「苦行と云っても私がこの機会を与えもらって、自分を磨かせてもらえる。嬉しい限りです。世間から離れ山で暮らしてるんですしね。経営者やサラリーマンの方が、生きるために日夜、悪戦苦闘、大変だと思います。」と「堂入り」達成後。
この一年、何処を見渡しても、日本は、偽装列島になった感がある。拝金主義、経済至上主義のせいだと、言い訳は出来るかもしれない、が、正直を忘れてはいけない。星野さんの「千日回峰行」の満行までは、私のブログも、肩の力を抜いて、「正直」を貫ければと思う。それが、一番気分の良い人生を過ごせる道だと信じて。                  Goto

コメント

  1. 四日市支局高橋 より:

    後藤社長
    お疲れ様です。
    苦行の後に待っているものは、きっと御仏に近づけたという充足感なのでしょう。
    苦行に限らず、つらいことや困難なことを成し遂げた際には何とも言えない満ち足りた気持ちになります。
    それを味わいたくて仕事をしているのかもしれません。
    ブログを毎回楽しみにさせていただいております。出来る限り長く続けてほしいと思います。