心配だ!

二本のチャンピオンフラッグを!
昨日、華やいだ雰囲気に包まれた中日ドラゴンズ日本一祝賀会に出席。選手達の誇らしげな勇姿に接した。名古屋財界のお歴々が勢ぞろい。明るい話題は参加者のマインドも上昇。「ドラゴンズおめでとう。落合監督ありがとう。」
その前夜、ジャイアンツファンの友人と野球談義。話はあらぬ方向に飛び火する。「リーグ優勝もできず、何が日本一だ」。「ルールに則っての日本一、何が文句ある。」「三タテ食って、何がリーグ優勝だ。恥ずかしくないか?」。「だいたいルールを変える巨人のオーナーがいかん」。「このルールで消化試合が減って、興行的には成功じゃないか」。「福留も巨人か?金満が野球を壊すんだ」。「新聞社の社主が何が大連立だ。」と話は止処もない。
挨拶に立った、落合監督、「昨年、この席で、25分間反省と抱負を語り、ひんしゅくをかいました」(それで、監督の素晴らしさを肌で感じたんだが)「今年は、一言で止めます。(場内笑い)ある人が云いました。勝者は黙して語らずです。この会場にリーグ優勝のフラッグがない。今日から、スイッチを切り替え、来年のこの席には、二つのチャンピオンフラッグを掲げます。」性根が座ってる。格好いい挨拶だ。
中日オーナー。「クライマックススリーズが始まる前、落合監督は頭を丸めて望みました。そして、五連勝」「来年こそは、名実共に日本一。間違いなしと信じます」。一同が思わず頷く。
彼の坊主頭。相当の決意だ。勝負師だね。来年までこのままだね。「おれ流」がいいじゃないですか。彼が率いるドラゴンズのお蔭で、今年も良い気分で、野球談義できるのだから。しかし、来年、完全優勝して「巨人の監督」に就任したら、アンチ巨人の私はどうすればいいのか。まだ見ぬ二本のチャンピオンフラッグに。心配が尽きない。                          Goto

コメント

  1. 四日市支局高橋 より:

    後藤社長
    お疲れ様です。
    やっぱり自分のスタイルを持っている人物が成功を収める・・・。
    私も自分のスタイルを確立して仕事に取り組みたいものです。
        「オレ流営業マン」高橋