社会的弱者という言葉があります。
高齢者、幼児,児童、障害者、病人、母子家庭、生活保護者などを総称します。
最近は、失業者や浮浪者、ニートや定職を持たない者や引きこもりの若者も。
補助金、交付金で保護される職種も、社会的弱者の仲間のようです。
自己防衛の本能を失くした消費者も、まともに働きもしないで自己主張する労働者も、
社会的弱者の扱い。
だれもかれもが、この国では、社会的弱者です。
では、この国の、強者は、誰なんでしょう?
官僚、政治家、公務員、役人。
それとも、規制に守られる、許認可事業のメディアですか?
それも、違う。身勝手な彼らも、自分たちは弱者だと、思っているかもしれない。
では、誰が弱者で、誰が強者か?私には分かりません。が、ハッキリしていることがあります。
この社会で、保護されている人や集団は、弱者です。
保護されてる人や集団は、生き残るための競争をする必要がありません。
もっと多くの保護を要求すれば良いだけです。
そうしますと、政治的に、声が大きくなります。
声が大きければ、影響力が増し、要求は通ります。
だから、保護されている人や集団は、政治的強者になります。
そう考えますと、弱者がすなわち、強者です。
その強者たちの、過保護の負担するのは、
競争にさらされ、生き残るために、必死に働く者たちです。強者ではありません。
むしろ、弱者かもしれません。と、言うことになれば、誰が弱者で、誰が、強者なのか?
障害を持ちつつも、まだ、働けると、己に鞭打ち、競争社会に耐え抜く。
そんな、おじさんとしては、「わけが分からない世の中だ」と、
首を傾げるしかない。
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