梅林と黄砂

一輪の梅
我社は岐阜市の東部に位置します。
北は金華山麓。頂上に岐阜城がでんと構えてます。
南は、車で10分も走れば、木曽川。岐阜と愛知の県境。
西には市街地。東は山です。
辺りは、校区名を梅林といい、何処かしこに梅の林が散在、のどかな地区です。
この季節、梅のほのかな香りに春の訪れを感じさせてくれます。
この二、三日、中国からの黄砂。春霞などという情緒ある風情は帳消し。
梅の可憐な花さえも、汚すようです。
梅といえば、梅干し。
健康によろしい。ということで、83歳の母が毎朝「一粒」勧めます。
「酸っぱい。」ですが、親の忠告。ありがたく頂戴致します。
それが、今週に入ってから頂く梅干しはとても、美味しいんです。
どこが?なにが?と言われても、表現が難しいんですが、ふっくらとした味わいなんです。
梅干しのブランドは紀州が相場ですが、その梅干しは、福井県三方五湖特産の「福井梅」です。
湖畔周辺で育つ「紅映」(べにさし)という品種で、種が小さく皮が薄いのが特徴。
三方五湖には、江戸時代から、秘伝の梅干しつくりがあるそうです。それがこれです。
(JA三方五湖「梅の里会館にて販売・0120−11−7668)
梅には百花に先駆けて咲く、寒梅があるそうですが、
寒風吹きすさぶ日本海の風雪に耐えて咲く「紅映」の梅林。
その味を頂き、元気もりもり。黄砂なんぞに負けてたまるか。
と、一輪の梅を、自室に活けてみました。
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