小学校の思い出ってありますか?
卒業式のシーズン。
母校の金華小学校。今年の卒業生は35人。昨日元気に巣立ちました。
6年間。まずは、ご苦労様でした。ご家族に心より、敬意を表します。
私たちの頃は、一学年で330人。全校で約1600人を超える児童がいました。
それと比べるなんの意味も、ありませんが、少子化を実感します。
直線距離にして約1km程の隣の京町小学校。全校で183人。卒業生は33人。
市教育委員会は07年3月、「6年間ずっと同じクラスというのは好ましくない」との理由で
両校の統合を決めました。
両校は、元々同じ学校。1873年学制公布を受け明治6年の設立。
創立から13年後に分かれ、そして、135年後に再統合されるわけです。
人の世は離合集散を繰り返すものですが、いままで、そこにあったものや。
拘ってきたものが、無くなるのは、理由の如何を問わず、とても、寂しくて、悲しいものです。
しかし、135年の時を経て、元に戻るとなりますと、
また、別の感慨を覚えます。
135年の歳月を刻み、三月。ここの地域で育った、私たち一人ひとりを見守り、育んでくれた、
二つの「小学校」も、68人とともに卒業。
統合された新小学校へ移管する全児童の入学を心より祝福し、
二つの小学校に感謝します。
ありがとう。一杯の思い出を。 Goto
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