特別便

いやはや、酷いもんですね。
先の参議院選挙で、安倍前首相が宙に浮いた年金記録を三月までに照合して
「最後の一人、最後の一円まで支払う」と絶叫していたのを憶えています。
それが、殆ど処理されないまま、期限を過ぎました。
出来ないことを「やる」というのは、「嘘」をつくことです。
商売の世界では、即、信用を失い。取引停止です。
政治の世界では、「公約違反」。信頼を失うハズです。
この地方にも年金特別便が配達され始めました。
私にも届き、記録が漏れていました。
聞くところでは、過去に転職した人。
会社が消滅している人は、ほぼ全員が記録漏れです。
意図的に、漏らしているとしか、思えない。ものばかりです。
社会保険庁のずさんさ、いい加減さには、ほとほと呆れます。
悲しい話ですが、この問題が起こってから、
社保庁の職員に、仕事がキツイとの理由で、早期退職者が続出だそうです。
責任も取らず、権利だけを主張して、さっさと、尻尾を播いて逃げ出す。
そんな事が許されるんでしょか。やり場のない怒りが込み上げます。
「うそ」と「逃亡者」のせいで、正しい額の年金をもらえない国民は泣き寝入り。
あの絶叫は何だったの?「公約違反」だといえば、「そんなに重要なことですかねー」だと。
特別便が、死地の戦場に向かう「赤紙」に見えるのは、私だけでしょうか?
                            Goto

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