悲しいことの代名詞をご存知ですか?
隣人と仲たがいしてる事です。
仕事で行き違い、その後、机を並べる同僚の顔も見たくもない。とか
あの時のあのことを許せないから、教室で同じ空気を吸うのも嫌だ。とか。
関係悪化の原因や言い分が、それぞれに、あるにせよ、
逃げ場のない隣人や近親であれば、あるほど、仲たがいは悲惨で、悲しいことです。
昨日の読売新聞に掲載された、
韓国の電子メーカー「サムスン」の広告をご覧になりましたか?
久しぶりに感動の全面広告です。
日本と韓国の民族衣装。両国のお面をかぶった二人の人物が紙面の中央に。
キャッチコピー
未来を創る、友。
私たちは知っています。
異なるものとの交流や融合がお互いを高めあい、
新たな価値を生み出すことを。
そして、人物の下に
李明博大統領の来日を心より歓迎します。 SAMSUNG
韓国と日本。近くて遠い国と言われ、60余年。
このコピー如何ですか。どのように読まれますか?私は何度も読んでしまいます。
異なる文化を認め合い、その交流と融合を重ねれば、未来を創る友となれる。
新大統領の来日、歓迎広告ですが、
両国の不幸な関係を清算し、新たな価値を生み出すぞ。
との、韓国側の卓越したメッセージです。
李大統領は
私は最高の人間ではない、最善を尽くす人間でありたい。と。
悲しいことの代名詞、隣人との仲たがいを
新大統領は、韓国から、未来志向で解消すると、手を差し伸べてくれました。
さて、隣人として。その手を、どのように握り返しますか?
私たちの真価が問われます。
Goto
コメント
コメントありがとうございます。
戦争の悲惨さを後世に残す。
その努力をなくせば、人は単なる動物です。争い事のないそんな、時代が訪れますようにと願わずにはいられません。
ありがとうございます。
Goto
私の父は兵としてし支那へ戦いに行った。
戦争の悲惨は何度も聞かされた。若い時はさほど感じられなかったが、年を経るとこの国がどこへ向かおうとしているのか・・・・!!!???
キューバー危機の時は親父は「子供たちが戦争に取られるくらいなら俺が行く。」と言っていました。そんな親父も来年で7回忌、今年の正月に親父のアルバムから兵士姿の写真を小さな写真立てに入れ飾りました。セピア色の姿を初めて孫たちに見せる機会ができ、また親父の話を聞かせてる機会が来たのかな・・・・。この国が、孫たちが胸を張って隣人に挨拶ができるようなればいいな!戦争話題に触れることが出来ない我々よりましな姿にね・・・・!!