親として。その1

学校裏サイトの犠牲者が増えてます。
子供同士の争いごとに親が口出すなと、
よく言われたものです。
学校裏サイトなるものが、全国に約4万サイトあると聞きます。
ネット社会における新現象です。
学校サイトが子供の間で、一つの文化として育つには、
もう少し時間が掛るような気がします。
この裏であれ表であれ、サイト文化は、まったく新しいコミニュケーションです。
今後の推移、子供は子供の世界として、辛抱強く見守るべきです。
子供は子供なりに、試行錯誤を繰り返しながら、
自分たちで、サイト文化を生活のリズムに取り入れ、形にしていくと思います。
たとえ、それが、大人の心配する裏サイトで、犠牲者の出る悲しい事件が頻発しようが、
必要な文化であるならば、落ち着くところに、収斂されます。
子供の世界に大人が立ち入るには、限界があります。
子供の揉め事に、大人が口を出せば、それは、大人の都合になります。
サイトに拘る子供は、幼児ではありません。
児童です。大人は、半分幼児で、半分児童の子供に接するには、
子供として厳しく躾けるべく教育するのと、大人扱いをして
彼らの人格を尊重するのと、使い分けねばなりません。それが、大人の側の分別です。
したり顔の評論家諸氏が、教育を論じ、
裏サイトの現状を憂うに付き、学校側の責任は問われるでしょうが。
子供と大人の区別が付かない、親である自覚のない、情けない親の
幼児性、無分別を問うべきではないでしょうか。
子供の喧嘩に口をだすなといった先人の言葉が耳に残ります。
                                  Goto

コメント