恥ずかしくないか?
希望に胸膨らませ、高校に入学するわが子の入学金が収められない親は。
何を考えているんだ。
子供が入学すれば、入学金に授業料が必要なのは、あたりまえだろ。
それも、三月に試験。四月に入学。日本中同じだ。
この問題を社会問題にすり変えてはいけない。
経済的な事情が理由、だから、国の責任。国が格差を助長したのが原因。
制度が悪い。援助、補助すべきだ。子供の意欲、気持ちを守れ。
そんな、我儘な要望に耳を傾けてはいけない。
これは、すべて扶養者である親の責任です。それ以外に、誰の責任でもありません。
子供には可愛そうだが、入学金を納入しなければ入学できない。
その現実から目をそらさせては、いけない。と思う。
高校だけが人生じゃない。
それ以外の道を選ぶべきです。
授業料の滞納も同様です。
親の怠慢、横着以外の何物でもありません。
景気の悪化は生活を圧迫しています。
授業料の支払いに事欠く親も出てきます。
それには、授業料減免制度や奨学金制度、学費免除の措置など、対策が講じられています。
恥ずかしくとも、面子が無くなろうとも、
真剣に、子供を思うならば、それらの援助を受ければいいのです。
しかし、支払い能力があるのに納付しない親を、どのように考えればいいのでしょうか?
法的措置をとると発表した茨城教委では、滞納額が減ったという。
子供は親の背中を見て育つと言います。
法的な脅しに慌てて、納入する親を、子供はどうみるのでしょうか?
06年の入学金未納者数867人。
同、授業料滞納の7181人。
この悲しい現実の裏には、
誰も責任を取らない社会構造。
誰かがいつか、なんとかしてくれるという
甘えの構造があるのではないか。
その構造が親としての責務を放棄して、
尚、厚顔にも生きていける社会を構成しているとしたなら。
この国に未来はない。
Goto
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