名古屋の中心に。
巷間言われるほど、その経済的な効果や、価値を推し量ることは難しいですが、
高速道路が時間を短縮し便利であることは、間違いありません。
岐阜市内から、名古屋市まで、以前は、車で1時間以上掛りましたが、
名古屋高速と名神が繋がったお陰で、僅か、30分です。びっくりするほど近くなりました。
昨日、名古屋市南部の熱田神宮で友人の結婚式と披露宴、参列させて貰いました。
新郎の新婦への優しさが、宴の隅々に行き渡る華やかにして、厳かな披露でした。
お二人の幸せを心よりお祈り申し上げます。
おめでとうございます。
熱田神宮は、敷地六万坪、名古屋の中心に位置し、伊勢に次ぐ国家鎮護の神宮。
1900年の歴史を刻んでいます。
披露宴会場は、神宮会館。従業員の方々もよく教育され気持ちがいい。
会館の中庭には、樹齢千年超の楠の大木があります。
立て札には幹周りが8,5m、高さが33mと記され、それはそれは立派な木です。
まさに都会の中心に鎮座する神木。おもわず、手を合わせました。
そんな、厳かな雰囲気もあるのでしょう。披露は、古式にのっとった、
祝い歌と尺八に送られての新郎新婦の入場。BGMは三味線とお囃子の純和風の生演奏。
名古屋の結婚式は日本一派手やか、と、言われますが、関東から駆け付けられた新婦の関係者は、
趣向を凝らした4時間あまりの披露に、さぞ、驚かれたと思います。
高速道路が日本をますます狭くし、情報の高度化は地域の特性をなくしつつありますが、
その土地には、その土地で守られ、受け継がれてきた伝統や自然、文化があります。
それを、冠婚葬祭の折に、認識できるのは嬉しいものです。
岐阜から僅か30分ほどの距離ですが、ご縁のなかった熱田神宮の神木「楠」に、
お二人のお陰で、触れさせて頂き、心が洗われました。ありがとうございました。
どうぞ、お幸せに。        Goto

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