夏の話題 その1.

サミットのテーマは大丈夫ですか?
薫風香る5月に、夏の話は早いかも知れませんが
今週に入ってからの、日差しは、蒸し暑く、汗の臭う夏の気配です。
これだけ、季節の変動が激しく、暑くなりますと、環境問題を意識すべきなんでしょう。
7月の洞爺湖サミットの主要テーマも温暖化対策だそうですし。
神戸で開催のG8環境相会議も勿論、CO2削減問題。
横浜で今日から開かれるアフリカ会議。日本は、温暖化対策への支持を取り付けるのが狙いとか。
相次ぐ日本での国際重要会議。
環境がメインテーマに、「そうなのかな〜」と、なぜか、違和感を感じます。
世界の主要先進国の首脳が集り、地球の温暖化について話し合いをするのは、当然だと思います。
が、それを、2008サミットで、世界の最重要、緊急のテーマにすべきなんでしょうか?
私は主催国である日本のピントがボケていると思います。
今年のテーマは、誰が考えても世界恐慌の引き金を引いた、サブプライムローンの問題。
つまり、世界経済の均衡ある発展のために、その阻害要因を排除することが第一。
それに、異常な原油高に対する、先物取引の実態究明と解消。産油国に対する強固な姿勢がその二。
その三が、未来志向のエコ技術の国際化であり、省エネの国際研究、環境問題だと思います。
折角、先進国首脳が一同に集まるのです。プライオリティーを間違えないで欲しいと思います。
7月の北海道は梅雨もなく、日本で一番爽やかな夏です。
そんな、最高の気候で、美味しいものを食べ、風光明媚な地での物見遊山。
ピンボケのサミットを、クールビズ。扇子。帽子と猛暑に耐え。汗を拭き拭き、それでも、
スーツに身を包み、夏休み返上で、不況に立ち向かいながら、眺めているのも、興ざめです。
願わくば、この夏は猛暑になりませんように。この夏の話題、サミットでは、
温暖化対策と、合わせて、世界経済の健全な発展についても、真摯に議論がなされますように。
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