更衣

あちらこちらが、硬直してますね。
早いものです。今日は6月1日。今年も、折り返し。
まだ、正月の餅が喉につかえているのに。
都会では、ファッション性のとんだお嬢さんは、四月の後半から、夏衣装。
温暖化のせいでしょうか。私も、5月に入って、夏物のスーツにコロモガエしました。
我が家は、目前が市立中学校です。5月中旬から、夏日が連日続くのに、
制服での通学、暑苦しいな〜。かわいそうに。と、眺めていました。
昔?通り、5月一杯は制服着用。今日からやっと、衣更え。
今日は日曜ですから。明日から、詰め入りが脱げるようです。ホッとします。
受け売りで申しますと、そもそも、コロモガエは、平安の昔からの宮中行事。
旧暦の4月1日に、衣装のみならず、室内装飾から几帳の類までいっさい夏向きに取り替えたそうです。
「衣更」(かうい)は女御(じょご)の次に位する天皇の奥方の称で、
この名はもとは、天皇の衣更(ころもがえ)を司る女官の呼び名だったことからおこったそうです。
旧暦の4月1日を、新暦の6月1日にした理由は、分かりませんが、
新暦は明治以降ですから、明治からなんでしょう。
昨今の気候の変化からすれば、5月に巷は夏衣装。気象情報も正確につかめる時代。
にも拘らず、公立の中、高校だけが、かたくなに、この6月1日「衣更え」の風習を守っています。
衣更えの時期ぐらいは、学校の自由裁量でやればいいのにと思います。
こんな、所にも、教育が一番の課題といいながら、硬直した、教育制度が、垣間見えます。
そうそう、因みに、冬は旧暦の10月1日が「後の衣更」だったそうです。
新暦でも、そのままなんですよね???????。
喉につかえてた餅が、今、取れました。
さ〜。今年の後半戦。上着を脱ぎ捨て、気合を入れますよ。
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コメント

  1. まると より:

    さわやかな初夏という日ざしでしたね。
    制服が黒から白になり気分がパッとしますね。