解散覚悟で!

政治ショーは終わった、未曾有の国難に対処を。
サミットが閉幕しました。最年長で議長を務めた福田首相には、ご苦労様でした。
お疲れ様でした。しばし休息をと労をねぎらいたい。
メディアはせっかちです。サミットの総括もそこそこに、月末の内閣改造を示唆してます。
ま〜そんなに慌てないで、と、首相も思っておられるに違いない。が、そうは行かないのがこの世界。
まずは、サミットの評価ですが、世の中は広く、様々な研究機関があるものです。
カナダ・トロント大に「G8研究グループ」なる有名なサミット研究機関があるそうです。
その洞爺湖サミットの総合評価は、地球温暖化問題で京都議定書に代わる枠組みを提示できたのが
「最大の成果」と位置づけ、78点で、B+の歴代最高点だそうです。素晴らしい評価です。
また、議長の福田首相には、サミット成功をブッシュ大統領に仕掛け、ギャンブルだったが、うまく引き出した。真の指導者だ。と手放しで褒めあげ、最高の「A」判定だそうです。夫人の点数が加味かな?
ちなみに、バラ色の夢が見えるのではと、庶民が微かに期待した経済面では、各国の国民がガソリンの高騰に苦しむ中「事態は良好だと」宣言しているなど、最低の「C−」だそうです。
高待遇で調査させてくれた開催国には◎。これは閉会直後のリップサービスに違いない。
帰国後、内容は×印と、酷評するのではないか?と心配です。
でも、こんなちぐはぐな評価が「世界で有名なサミット研究機関」では、
機関そのものの評価が必要じゃないかと思います。
私如きが、サミットを評価するのは僭越ですが、運営面では最高のもてなしと万全の準備、
それに滞りない進行はさすがです。しかし、日本の「力の低下」を随所に感じました。
その原因が首相の言葉に「力がない」、発言の内容に独自性がないことに起因するとしたら。
国民はもとより、世界各国の人たちに議長国としての存在感は、届かなかったと思います。
いずれにせよ。サミットは無事終了。
総括(大したことではないようですから)はほどほどにして。
総理には、申し訳ないが、夏休みを返上して、原油高騰によるこの国の未曾有の国難に
内閣を改造して、対処願いたい。
そして、懸案の社会保障改革、公務員制度改革、教育改革、税制改革を加速して、
衆院解散覚悟で、臨時国会に臨んで欲しいものです。
政治ショー。サミットは終わった。さ〜次だ。
関係者の皆様ご苦労様でした。
                    Goto

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