過剰保護

オーバーかも知れませんが日本教育の危機です
教育委員会の話です。
市立の図書館が所蔵する児童生徒の文集を茨城土浦市教育委員会が回収しているという。(毎日)
文集は67年ごろから毎年発行。市内の児童が書いた作文から優秀作を選び、校名、学年、氏名も掲載し、作品は保護者の同意を取り、編集、希望者には販売しているそうです。
その文集を図書館から、教育委員会が回収しているそうです。
図書館には、選定研究会が児童たちの「お手本に」と寄贈、蔵書してあるものを。
回収理由は「文集は不特定多数に公開している分ではない。内容は思想信条に値し、
図書館に置くべきではない。文集は個人情報」図書館に所蔵するのは不適切と、記事にはあります。
どう思いますか?
これが日本の公教育を司る教育委員会の実態です。自己保身でしかない。
と、ぶつぶつ独り言を言ってましたら。
大分教育委員会の採用不正と昇格収賄事件です。
教員採用で便宜を図り、コネクションのある者を優先的に採用する。
教員の昇進には、賄賂が横行する。そんなばかな話があるか。先生は皆、裏口就職か?
個人情報に名を借りた保身のための文集を引き上げる土浦教育委員会の「過剰保護」。
図書館の文集で、問題が起これば責任が持てない。慌てて回収する教育委員会の実態。
本来、教育は、児童生徒のためにあり、教師や教育委員会のためにあるのではないはずだが。
この二つの教育委員会事件は、公務員である教員の地位を、村社会と申しますか?
一家主義と申しますか?教員である特殊性を逆手にとって、教員達が、お手盛りで、自分の子供や、関係者の子弟を身分保障する。その利権の頂点に教育委員会があるってことの露呈です。
とすれば、残念ですが、日本の公教育が、
腐敗堕落している原因が鮮明に理解できます。
教職は、教育のためにあるのではない。児童のためにあるのではない。
自分たちの生活のためにある。そんな情けない職業に成り下がった。と言わねばなりません。
大分の教員採用不正事件。昇格賄賂事件と、土浦の文集回収事件は、同根です。
公教育って、どうなっているんでしょうか?
教育の司令塔である文科省はこの問題を、どのように裁くのでしょうか?
まさか、個人保護法を楯にとって、教育委員会を過剰保護するんじゃないでしょうね?
日教組と組んで、うやむやに、葬るのではないでしょうね?
一生懸命、作文を書いて、優秀作に選ばれ、文集に収められた児童の心までも
踏みにじらないで欲しいと願います。この国の未来のために。
この問題、全国何処でも行われている不正行為だと聞きます。
不正採用の教師、自分では分かってるはずです。
自ら申告して、教師である威厳と誇りを持って欲しいものです。
そうしないと、まじめに頑張ってる先生が浮かばれません。
                        Goto

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