劇場に足を運ばなくても結構面白いですよ。
自民党の総裁選びが賑やかになりましたね。
茶番劇でも、劇は劇。大根でも役者は役者。出揃えば、それはそれで、面白い芝居です。
こうなりますと、民主党の代表選も、複数の候補者で、政策論争をしてはどうか?
とメディアは煽りますが、私は、そんな必要はないと思います。
野党とは、所詮受け身です。権力闘争では常に不利な状態にあります。
参院選挙以降、国民の意識が、与党に期待するといった状況にはありません。
総選挙目前のこの時期に、民主党内の違いを強調する意味はありません。むしろ、総裁選劇での自民党内の考え方の違いをじっくり聞いて、自分たちのマニフェストをしっかり作るべきです。
笑い話にもなりませんが、読売新聞が、福田退陣劇後の社説で、更なる強固な与党体制を組む時だと論陣を張りました。新聞が政党を支持するのは構わないですが、政権にしがみ付くのは如何なものでしょうか?
他紙が、こぞって、民意を問うべきだ。と主張しているのに。政治空白を作るなとか。野党に政権担当能力がないとか。ためにする理由で、解散、総選挙の先延ばしを訴えるのは、あきれるばかり。情けない思いです。これが、日本一の発行部数を誇っているとは。
バブル崩壊以降、この国は衰退の一途辿っていますが、その責任の一端が、読売の権力志向にあると、思うのは、考えすぎでしょうか?だれが、どのように考えても、首相が三人も交代して、民意を問う必要が無いと論陣を張るのは、日本の民主主義を妨害する新聞と言わねばなりません。
新聞の意図的な論調に惑わされないようにするには、「生」で候補者達の話を聞くのが、一番です。それには、テレビが打って付けです。
日曜の午前中は、時事放談に始まり、報道2001、日曜討論、サンデープロジェクトと、政治家の討論番組が続きます。折角の休み、難しい話は嫌かも知れません。面白くないかもしれませんが、たまには、早起きして観て見てはどうでしょうか。
生出演は、脚色ができません。新聞のように、意図的に世論操作をすることもできません。
まじめに観てますと、三文芝居の役者たち、真剣です。それなりに、価値がありますよ。
総裁選を契機に、政治に関心を持つ人が増えて、総選挙での判断する目を養えれば、
三文芝居にも値打ちがありますね。
Goto
コメント
shame on you. あなたはこの言葉が理解できるかな???