蔵元で飲む酒は、美味いですね。
一杯どう、と、徳利を差し上げますと、これですから、と運転のポーズ。寂しい限りです。
飲酒運転の取締りが厳しいので、仕方ないですが、飲めない人も増えた気がします。
でも、酒の好きな人は、酒飲みの気持ちが分かるんでしょう。
JLAAの中四国ブロック会議が広島で開催。サービス業の効率化などについて議論を交わしました。
会議の内容は別として、会場がてっきり広島市内だと思っておりましたら、東広島市の西条。
山陽本線で広島から戻ること、30分余。なぜ、ここでやるのか?不思議に思って、西条駅に降り立ち。
なるほどと、ブロック会議の催行担当をお願いしました先輩の意気が分かりました。
西条は灘、伏見と並ぶ日本三大銘醸地。駅周辺に酒蔵が立ち並び、酒香が漂います。
JLAAのメンバーは、酒豪揃い・・・・・。「酒なくて何が己の命かな」と、早朝の散歩の後に、ビールを一杯ぐいっと。昼には蕎麦をつまみに一口。勿論、夜は、近在の銘酒に舌鼓と言う、つわものも。
格く申す私も日本酒党。それで、酒なら西条と、酒飲みの気持ちを慮って、わざわざ会場を西条に。感謝。感謝。で、会議もそこそこにと、申し上げたいんですが、そこはそこ。きっちり、みっちり済ませ。懇親会。
案内頂いた酒蔵は、賀茂鶴の別館。そこでの酒は、ここにしかない限定販売の賀茂鶴原酒。と、
杜氏と蔵人が仕事の合い間に食したという、オリジナル鍋。
すき焼き風で、砂肝、豚、牛こまと野菜を酒の出汁でぐつぐつ。料理名を「美人鍋」と。
原酒は、新米で仕上げたとか。トロっとして、やや甘口。ここでしか飲めない。なかなか・・・・・です。
でも、私には限定原酒よりも、オーソドックスな賀茂鶴の鈍燗が堪えられない。鍋と妙に合うんです。
なぜ、西条は、酒造りが盛んになったんですかね?飲むと何でも聞きたがる癖で。地元の蔵人に。
水と米だよ。そりゃそうですが?「うちぬき水」といって、いい水が湧き出るからさ。
米は?この辺は西条盆地といって、寒暖の差が激しいから美味い米が取れるからさ。
ふ〜ん?じゃあなぜ、広島大学が西条にあるの?広島市にあったはずですが? いい質問だ。
そりゃ、学生が飲酒運転しなくても良いようにさ。ふ〜ん。なるほど・・・。
こりゃあ。いかん。飲みすぎだわ。
Goto
追申
西条は、学生の町に変身中。人口が広島県内で猛烈に増えているそうです。
日本酒の輸出が盛んだとも聞きました。
海外の高級日本料理屋、西条の酒が一番出回ってるそうです。
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