自分の事ばかり考えているようでは、情けない限りです。
祭り衣装専門店を覘いた折。麻の葉模様の祭り衣装。子供に着せると、無病息災で過ごせます。と店の「年配のお嬢さん??」に聞き、早速に買い求めました。
買うものは孫のものばかり。ジージ馬鹿丸出しです。
先日、中央の企業で、経営の一線でからリタイアーされ,悠々自適の生活を送っておられる先輩に謦咳の機会を賜りました。こうありたいと感心、納得したことがありますので、お伝えします。
「最近、同窓会をやる機会が増えましてね〜。そこでの禁句が三つあるんです。一つは健康の話はしない。理由は、この歳になれば、五体満足な人はいない。どこかしこ、持病を抱えている。暗い話はやめよう」
「二つは、昔話はしない。懐古趣味では、世の中のためにはならない。年寄りは嫌われるだけ。」
「三つ目は、孫の話はしない。子供が欲しくてかなわなかった人もいる。その気持ちを慮ってこそ同窓。」
蘊蓄深いですね。その方、感心する私に「折角この歳まで頑張ってきたんだ。同窓会も世の中に役立つ話。大きな話。未来に希望の持てる話。で、盛り上がれば、まだまだ、元気で頑張れるよ。」「空元気かもしれないが」と。
社会の荒波を越えて、頑張って来れれた方々の出会いの場は、一味違うと感心しました。
素晴らしいですよね。それに比べて??
写真は、もう一度訪ねたい店、日本一の浅草仲見世の歌舞伎玩具屋「助六」で買って頂いた
「そろたぬ」事、そろばんをはじく狸の置物。
そもそも、そろばん狸は、江戸末期の頃、火事除けのお呪になると云って
浅草観音仁王門傍で売られていた。魔除け。現在もヒットしている長寿商品。
買って頂いた「火事除けまで」、孫の魔除けに、と思うようでは・・・・・・・・。
先輩諸氏より一回りも若いのに、爪の垢でも煎じて飲まねばいけません。
←狸がそろばんを持っております
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