アラフォー

40にして迷わず。
このところ、暗い経済の話題と政治的なテーマばかりのブログに、私自身がうんざりです。
趣向を変えて、今年の流行語大賞について、若干コメントしてみたいと思います。
アラフォーとは、アパレル用語で、「ゆるい服装」ってことらしい。体型にひずみが出る年齢が40歳前後。そのボディーラインを微妙に隠す装いが「ゆる褌」ならぬ「ゆったりファッション」を差すのだそうです。
別に、流行語の意味だとか背景を真顔で突き詰める積りもないのですが、「四十にして迷わず」は軽佻な男性に対する孔子様の戒め。では、アラフォーはメタボで悩める40代の女性への警鐘なんでしょうね。
それから、分けが解からないのが?「グ〜!」といって、親指を突き出す。アラフォーらしきお姉さん。
どうも、気持ちが悪いのだが、グ〜はグッドの「グ〜」なんですってね?
良いっていう意味なのか?素敵って言う意味なのか??親指突き出して、流行語になるようでは・・・・。日本人そのものが軽佻だと・・・・・・。
お笑いの世界だから、目くじら立てる方がどうかしている。と言われそうですが?
あの女性「エド・はるみ」さん。舞台女優で下積み生活が20年以上続き、一念発起、吉本興業の養成所に通い、お笑いでブレークしたんだそうです。
苦労人で、素顔はまじめすぎるくらいまじめなんだそうですが、売れてくれば何らかの伝説めいたものを作り上げるのも、芸能界。彼女の素顔もあまりあてにはなりませんが。
インタビュー記事を読みますと「年齢にとらわれず、いくつになってもチャレンジするのが本当に大事だと思う」とか「お仕事をさせていただけるのは本当にありがたい」などとのコメント。
悩み多きアラフォーとはとても思えない。
むしろ「四十にして迷わず」と道を決めた女性の強さ、したたかさ」を感じます。
世の中。余りにも良いことや、素敵なことが少ないこの頃ですから、親指を天に突き上げ「グ〜!」と叫んで、ストレスが解消できれば、それは、それで、価値があるんでしょうね。
アラカン(友人が還暦に、お前はアラカンだと命名)としては、
「グ〜!(親父)」しっかりせよと、言われてもね〜。
                   Goto

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