巨悪を眠らせるな!!
まずは、お詫びをしよう。WBCで侍ジャパンは勝てないと評したことに。
よくぞ、連覇。おめでとうございます。そして、失礼の段、お許し願います。
もう一つ、お詫びが必要です。秘書が起訴されれば、民主党の小沢代表は議員辞職すべきと述べたことに。現時点では、続投を表明しました。予想が外れたお詫びです。
世の中には、表と裏があります。
政治献金に纏わる犯罪は、大方が斡旋利得か、贈収賄。それ以外は裏金献金と相場が決まっていました。それが「表の献金」に裏があるとの理由で、起訴したのがよく理解できません。
合法が表の献金で。違法が裏です。日本は法治国家です。法律に違反していなければ、その背景に「不届きな」魂胆があろうとも、その「不届き」を裁くわけには行きません。
それが、許されるなら、企業、団体献金を受けた政治家は、金額の多寡によらず、全て違法であるとして、会計責任者を逮捕、起訴せねばなりません。
人間社会はそんなに、単純なものではありません。「魚心あれば水心あり」と申します。
水心を犯罪だと言われれば、人間社会そのものが、犯罪社会です。それが、政治の世界でなくとも。
表には裏があるものですが、その裏に犯罪性があるとするなら。その裏を表に引きずり出して、犯罪であることを実証しなければ、法治国家ではありません。それは検察の責務です。
最近の風潮は、薄っぺらな大衆迎合で政治を論じるきらいがあります。
「巨悪を眠らせない」と大見えを切った検察が法の番人を逸脱して、大衆に迎合。
法理論を変えるとしたらこの国はおしまいです。
たぶん、この事件で、裏に潜んでいる本当の悪は、WBCの世界一は、本家本元のアメリカだ。
そのアメリカがWBCに送り込んだ選手は、大リーガーといっても二流ばかり。本当の一流選手は「裏」に隠してある。と、うそぶく米野球関係者。
その理屈と同じように、陰に隠れてジ〜と、成り行きを見守っているに違いない。
マスコミが「曖昧な」同義的責任を追及するあまり「巨悪を眠らして」しまうのではないかと危惧します。
時代は変わりました。大衆も事と次第によっては、巨悪になる可能性があります。
果たして、巨悪は、個人だけでしょうか?関係者も、組織も、集団も巨悪たりえる気がします。
でも、小沢代表がいくら頑張っても、この事件で「過去」のイメージは消せませんよね。
私は、やはり、議員辞職するのが、政権交代を可能にし、巨悪を震え上がらせる一番の道ではないかと思うのですが。
このままではね〜。 Goto
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