飛騨高山美術館

宝石箱の中に小さな宝石たちがちりばめられた・・・美術館☆、☆、☆
驚くべき快挙を紹介します。なぜかしら?タイヤ会社の本ですが、「ミシュラン・ガイド」
その旅行版の日本編が初登場。観光立国「日本」の格付けを行いました。
グルメ編同様、観光地や施設が星で評価されています。わざわざ訪れても価値がある場所には三ツ星が付くそうで、美術館、博物館の部門では六施設のみが。☆。☆。☆。
東京国立博物館。京都国立博物館。九州国立博物館の国営博物館。徳川美術館(源氏物語絵巻)とミホミュージアム。それに、もう一つが岐阜の高山市にある「飛騨高山美術館」
飛騨高山美術館は、日本全国にあまたある美術館の中で、世界に通用する装飾美術館(絵画や彫刻以外の工芸やインテリアを扱う)として、高い評価を受けたことになります。まさに快挙です。
「宝石箱の中に小さな宝石たちがちりばめられているよう」との審査員の評価。約250点のガラス作品は必見ですが、それ以外にも、高台に位置したその景観は、絶景。遠く北アルプス連峰が望め、眼下には赤い屋根の町屋、古都、飛騨高山の町並みが浮かぶ。
この美術館開設は1997年。館長の向井鉄也氏が個人で開館したもの。
氏の「楽しくなければ美術館ではない」とのこだわりが随所に溢れ、来館者を満喫させる。
特に飛騨高山特有の、「おもてなしの心」がスタッフに満ち、接客能力も大きな魅力。
氏は「訪れるたび、新しい出会いや感動が待っている、そんな美術館でありたい」と抱負を語る。
発想から20数年の歳月を掛け、古都、飛騨高山に装飾美術館を育んできた向井館長の情熱と
尽力に心よりの敬意を表さずにはいられない。
合せて、国立の美術館と並んで、飛騨高山美術館に三つ星を付けた、
ミシュラン調査員の「本物を見極める」高い取材能力にも敬意を表します。
                              Goto
追伸
弊社の生活情報誌「さるぼぼ倶楽部」(飛騨高山52000部発行)5月号に、飛騨高山美術館の特集を掲載しています。(中広HPで読むことができます)
連休も終わりました。ゆっくり鑑賞できます。
ぜひ、飛騨高山の三つ星美術館を堪能されてはとお奨めします。

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