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ネットの威力、神の怒りに触れねばよいが。
国際紛争で最も難しいのが、宗教です。
日本人のように八百万の神を「ぼんやり」と認めている民族からすると理解に苦しみます。
中東を歴訪中のローマ法王が、イスラエルを訪問。「この地で600万人のユダヤ人虐殺犠牲者を追悼し、人道に対する大罪が繰返されないよう祈りたい」と目的を述べた。
エルサレムにあるホロコースト(ユダヤ人虐殺)記念館「ヤドバシュム」を何度も訊ねたことのある私としては、法王が記念館を訪れると聞いて、数千年の長きにわたるユダヤ教とイスラム教そしてキリスト教とのズレが、僅かでも修復されればと願う。
このブログを書こうと思って、驚いたことがある。宗教についてではない。
文明の進歩が宗教の世界に踏み込んでいるのではないかと思ったことに。
岐阜の田舎暮らしのおっさんとしては、初夏の日差しを受け、神が創りたもうた、青葉茂る金華山と清流長良川、のどかな故郷の自然に感謝して生きていければと、思うのだが。
ローマ法王。イスラエル。ホロコーストとくれば、イスラエル首相で始めて、バチカンに乗り込み、ローマ法王にナチスによるユダヤ人虐殺に、なんのメッセージも発しなかった「ピオ12世」に、その事を問いただした、ゴルダメイヤーのことを、書かねばなるまい。と、インターネットで「ゴルダメイヤー」を検索してみた。
驚いたのは、開いたページの、最初に「広告の中広」と出てくるではないですか?
「え〜。なんだこりゃ。」そこをクリックすると、私のブログが出てきた・・・・・・・。
それも、昨年の11月19日付で書いた「活躍」ってタイトルの個所が。
内容、読んで頂ければわかりますが、プロ野球関西リーグに女子高生で入団した「吉田えり選手」。
彼女の勇気と度胸に敬意を表す。頑張れ!とエールを送ったものです。
勿論、その文章に、ローマ法王に初めて謁見したイスラエルのゴルダメイヤー首相は・・・・。
のくだりはありますが、それは、活躍する女性の度胸に感服したものです。
別段に、メイヤー首相を取り上げたわけではありません。
が、私のまったく知らないネット上に、検索順位の一番最初に載ってるのです。
だれが、こんなところに載せたのか?疑問に思い、我社のIT担当に聞いてみますと、「自動検索エンジンシステムですよ。これがSEO(ウェブページや情報を検索するためのシステム)です」
「????????」「ページ上で、掲載の順位を上げ、HP効果を高めるのを、SEO対策といって、ビジネスになっているんです。岐阜ではあまり普及していませんが。」「我社の商品にも付いてます。」
「へ〜。」
それでは、他の日付けのブログも、あちらこちらのページに載ってるのかも。
「佐伯泰英殿ってのも、書いたんだが。それは、どうかね?」「載ってます。」
SEO。発信したブログが、ネット上のどこにでも飛び、関係するページに、勝手に収まる。
こりゃ。人間技とはとても思えない。神技だ。文明の進歩が神の世界に手を突っ込んだようなものだ。
イスラエル訪問中の、ローマ法王ベネディク16世、
まさか、聖地エルサレムで紛争解決のため、インターネットを開いている・・・・・・。
なんて、ことは、ありえませんよね。済みません。     Goto       

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