悩ましい

アナゴVsはまぐり。旬をスタッフと一緒に味わってみたいものです。
日曜の朝っぱらから、食べ物の話も、どうかと思うんですが。
魚党の私としては、海なし県育ちのせいか、新鮮な海の幸へのあこがれが強い。
我社の生活情報誌。先月号の「ベルブ」(三重県鈴鹿市・59840部)の表紙(写真)に、美味しそうなアナゴの白焼きが載っている。勿論、巻頭特集も鈴鹿ブランド「伊勢若松のアナゴ」についてだ。
内容はぜひ、HPでお読み頂きたいが、鈴鹿では20年ほど前まで、漁師の奥さんたちが、さばいたアナゴを売り歩く姿が見られ、アナゴの炊き込みご飯。天ぷらなどが、食卓に並んだそうだ。
最近は漁獲量が激減、国が資源回復計画の対象種に指定、漁獲自粛、出漁隻数制限、漁具の網の目の拡大など、「アナゴ」を守るための様々な取り組みを始めたと・・・
アナゴはそもそも、大衆魚だが。そんな事情で、高級魚になりつつある。岐阜で口に入るのは、鮨屋。大概は蒸して、味が付いているもの。新鮮なら、刺身でも食べれるのだろうか?
栄養価も高く、中性脂肪を減らすEPAなどが豊富だと聞けば、何んとしても新鮮なアナゴを食してみたい。ましてや、初夏の今が旬となれば。
取材協力をお願いした店「海席たみや」さんが、専門店だと聞く。鈴鹿の元気に貢献したいと頑張る「ベルブ」のスタッフと一緒に味わえば、数倍の美味しさになるに違いない。と、思っている。
同じ三重県の情報誌「ぽろん」(桑名市・52670部)の6月号(昨日手元に届いた)
表紙に、かわいい女の子が三人。その手には、「はまぐり」を持っている。
巻頭特集は、今が旬!!地元で味わう本物の味「桑名のはまぐり」ときた。そうだよな。ハマグリは桑名の「焼きはま」だよな。なになに・・・読んでみると、江戸時代、はまぐりは、松ぽっくりで焼くのが一般的だったと。松ぽっくりで焼くと火の回りが早く、ふっくらとして美味しく焼き上がるらしい。
記事には、葛飾北斎の「桑名 四日市へ三里八丁」の浮世絵が(写真)。
松ぼっくりではまぐりを焼く女性、煙が目に沁みるのか、顔をそむけている。いい味が・・・・・。
桑名の日本料理「丁子屋」の若主人は、はまぐりは殻が開いたら出来上がり。
火を入れ過ぎるとかたくなって・・・・と、ハマグリ料理の解説もかねて。
なるほど。新鮮で、肉厚のはまぐりで、熱燗でキョ〜と。なんとも、捨てがたい特集記事だ。
では、ますます地域密着で充実する「ぽろん」。スタッフの激励も兼ねて・・・・・桑名に行かねば。
う〜〜ん。さて、弱った。鈴鹿でアナゴ。桑名ではまぐり。海の幸を同時に味わうわけにも・・・・。
でも、旬が今。悩ましい問題に、日曜の朝から、ぶち当たったもんだ。
松ぼっくりの旬って、今ですかね?どなたか。教えてください。                                 Goto  
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ベルブ5月号       あなご              ぽろん6月号      北斎「桑名へ三里・・」

コメント

  1. Goto より:

    コメントありがとうございます。
    「なばなの里」を訪ねたのは、足の手術前に一度。5年ほどになります。温泉に入りました。
    「蛤シャブシャブ」にはたどり着いていません。
    一度、足を運んでみたいと思います。
                   Goto

  2. リミスキー より:

    そういえば「生アナゴ」を焼いてニギリ(寿司)にしたものを何処かで食べた覚えがあります。美味しかった事を思い出しました。桑名の「焼き蛤」も美味ですが、「蛤シャブシャブ」も美味しいですね。桑名には有名なお店が数店あります。が、なんと「なばなの里」でも「蛤シャブシャブ」のコースを味わえます。ここは随分お値打ちです。